篠沢教授に全部。篠沢教授逝く

知的番組「クイズダービー」。解答者の一人学習院大学教授、篠沢秀夫氏が亡くなった。

最期は難病を抱えての闘病。家族の話によると病を恨まず、日々の楽しみをみつけ精一杯「生」を謳歌していたようだ。病と闘う人はゴマンといるなか、教授の姿は、「範」たるものだ。

「クイズダービー」では「篠沢教授に全部」と、篠沢教授の解答にに賭けることで、大勝ちするか大負けするかの「のるかそるか勝負」が一世を風靡した。「篠沢教授に全部」が流行語になった記憶もある。

また番組の中で、珍答迷答をしても教授は「上品だ」と言っていた。当時成人していなかった私は、「気取ってる」と感じたものだ。でも今は違う。この「上品」「品のよさ」こそ、人間に求められているとつくづく思うのだ。

今回の衆議院総選挙がいい例だ。小池百合子氏の「上から目線」の発言行動だけで希望の党の敗北したのではない。「選挙の勝利のために大義をくるくるかえる」、人品卑しい人を議員に国民が選ばなかったのだ。

「品のよさ」は一朝一夕に身につくものではない。また、蛮行を重ねていれば、顔つきにその品性が出てしまうのは致し方がない。

篠沢教授の言う「上品だ」というものの見方考え方を今こそ、政治の世界、議員の世界にも、世間にも浸透させたい。「篠沢教授に全部」。合掌。




党首決戦 川越で 18日 小池VS安倍

埼玉県内でも旧民進党の前議員が「希望の党」に看板替えて戦っている。

今日18日には小池百合子氏(希望の党党首)が9時半から川越東口アトレで。安倍晋三氏(自民党総裁)が11時半に本川越で街頭演説を行う。

同じ場所ではないので人数把握の比較は難しい。

過去に小泉旋風選挙で「本川越駅頭」街頭は沿道をうめつくす人の波がすさまじかったのが思い出される。

川越東口アトレ前はどうしてもキャパシテイが狭い。

そして川越が自民、希望の候補が拮抗している、注目区であることは間違いないのだ。

「選ぶ基準」として両党首の舌戦は注目したいところだ。




衆議院選挙来週が投票 家族で奮闘 埼玉10区

今日15日(日)。いわゆる選挙のラストサンデー。どの候補もしのぎを削る。

注目選挙区の埼玉10区。前職比例復活の坂本祐之輔候補(希望の党)と前職小選挙区当選の自民党の重鎮山口泰明氏が争う。お互いに元知事の土屋義彦氏の門下生。麻生内閣当時、泰明氏の応援弁士を祐之輔氏をつとめたこともある。祐之輔氏の強力な応援最右翼は夫人と聞く。泰明氏側はこの度、一人息子の晋氏が街頭でマイクを握った。

相当自民党の政策を学んでおり、演説の組み立て方も巧みで、好評だった。父に代わっての応援演説は経験済みだが、父に代わっての「お願い」は初めてだそうだ。

選挙に家族の支援は欠かせないが、候補者も今日が中間点でもあり、ラストスパートに向けまなじりを決する。

 




元埼玉県警 大澤さん監修刑事ドラマスタート 今夜

12日(木)午後10時からスタートの「刑事ゆがみ」。フジテレビ・浅野忠信さん主演の番組だが、元埼玉県警捜査一課 大澤良州さん監修だ。冒頭には大澤さんが刑事課刑事役で登場するのも見もの。

現場で長年培った経験力でドラマを盛り立てる。楽しみだ。




小泉進次郎の人気!激戦区大宮に

埼玉5区というのは立憲民主党 枝野幸男党首のおひざ元。前回、自民党の牧原秀樹候補は比例復活当選だった。

今回も激戦が予想されているが、公示日当日、自民党でもっとも人気の高い小泉進次郎氏が応援弁士をつとめ、大宮駅は人・人・人で大混乱となった。

政治家への期待があるというのは喜ばしいことだ。

民意をくみとる議員が多く当選することは大歓迎だ。

 




公示前夜。国民の審判はいかに。

10日明日から衆議院選挙が幕をあける。

民進党が事実上なくなり、小池百合子氏率いる希望の党は失速し、枝野ゆきお党首率いる立憲民主党が勢いを増す。また自民党・公明党は丁寧な政策を訴える戦術を展開している。

有権者の目にはいるものは何といっても公営掲示板のポスター。先日はテレビ朝日・スーパーJチャンネルで「ポスターの優劣。イメージ戦略の重要性」が放映されていた。有権者の心をつかむ。心をつかまないと投票所に行き、一票を投じてもらえない。心をつかむのは、演説であり、ビラであり、ポスターだ。ネット選挙が解禁になってホームページの更新や、Facebook、Twitterで、候補者の人となりを知ることもできる。ホームページの動画もチェックしたいものだ。

風で政党が伸び、政権が代わってしまうのも小選挙区の怖い面でもある。有権者は「真面目に誠実に地域のため国家のためになる人はだれか?」をよく見極めなければならない。




明日9日 第九の夕べ in喜多院

喜多院の杜の中で第九が響き渡る。ことしもその季節がやってきた。

9日(月)開演は18時。

川越市出身の埼玉中央フィル常任指揮者 宮寺勇氏を音楽監督に行われる「第九の夕べin喜多院」はプロのソリスト4名とアマチュア250名の合唱。「歓喜の歌(第9)」を原語で、小学生の児童合唱も会場を沸かせる。

会場設営運営は地元小仙波ボランテイアがあたるり地域一体となったイベントは秋の川越を代表する風物詩でもある。

ボランテイアの一人である地元外科医永倉幸平先生は「四季の中でもっとも美しいとされる秋の夕暮れ。喜多院の杜が刻々と夕闇に包まれる。東の空に蒼い月、虫の音を前奏に第九が始まります。9日はなんとしても晴れてほしい!皆さんのお越しをお待ちしています」と語った。




希望は失望に 小池百合子氏こそブラックボックス 

都民ファーストの都議二名の会見は衝撃的だった。

言論統制、取材統制。重要事項を決めるときも密室で、数名で。さらに都議へ政治資金パーテイのノルマ。

あぜん、呆然だ。

小池百合子氏いよいよ失墜。小池百合子氏こそブラックボックス。希望の党の候補予定者の心中はいかに。




注目される 霞ヶ関カンツリーへのアクセス

4日のテレビ報道でも課題として指摘された霞ヶ関カンツリー倶楽部への交通アクセス。

JR笠幡駅の問題も掲げられていた。川越線単線の問題も指摘。

オリンピックになると一日25000人の観客を想定しているという。

笠幡駅周辺整備は計画決定。しかし、その観客をどんな方法でスムーズに誘導するのか?ハードソフトともに「おもてなし」が必要。川越市が主導ですすめていかなければならない。国、県との連動、JRとの協議、市長、市議の政治手腕が問われている。




小池百合子の砂の城

失速を見せる「希望の党」。小池百合子氏の過信からの結果か?しかし、戦略家の小池氏だ。策を練っているに違いない。

しかし、小池氏の城は足元がぐらつきはじめた。ここで、都民ファーストの顔ともいうべき音喜多都議と上田都議がそろって都民ファーストから離脱した。音喜多氏は「都民ファーストの代表を小池氏が下りたのは都政に専念するということなのに、ここで国政政党の代表とは!豊洲・築地・オリンピックはどうするんだろう?」と。音喜多氏の意見は全うだ。「異議なし!」と都民は思っているに違いない。

一緒に苦労し、行動をしてきた仲間とうまくできない。これは政治家にとって致命傷。

まさに百合子の城は砂の城。政権交代なんて遠い先。供託金没収となる泡沫候補を生み出すことになるかもしれない希望の党。立候補者数を増やしてどうするつもりか?「選良」とはそんな簡単なものではない。人格、見識、高潔性。兼ね備えていなければならない。