元気なシニアの地域デビュー 川越から埼玉へ、全国へ 男のゆうゆう塾

60歳定年、5年間の定年後の再就職期間を経た人でも65歳。今の60歳も65歳もそれ以上の年齢であっても、その行動力は年々たくましくなっており「アクテイブシニア」という言葉は言い得て妙だ。

「元気なシニアの地域デビュー」をテーマに「元気なシニア」のパワーをもっと引き出すため昨年12月21日(水)さいたま共済会館で、埼玉県と彩の国コミュニテイ協議会の主催により共助事例発表会が行われた。

事例発表者として登壇し、30分間にわたってパワーポイントを駆使し、熱弁をふるったのが斉藤誠さんだ。川越名細公民館事業としてスタートした「男のゆうゆう塾」(始動時は男の週末友遊学)。中高年の男性のための仲間づくりや生きがいがコンセプト。自主運営となって13年で講座数は300を超えた。講座終了後、講座内容を公民館で発表し地域の人から評価を受けるというから、講座に賭ける意気込みもすごい。今年も講座終了後の発表の機会「なぐわし友遊まつり」は川合市長や小野澤康弘市議もかけつけ盛会だった。

「いきがい」をもって毎日を生きる。それは年齢は問わないものだ。斉藤さんの地域活動はキラリと光っており、アクテイブシニアの範であることは間違いない。(写真一番右が斉藤さん)

 




根強い人気 小川菊 川越

川越名物はたくさんあるが「うなぎ」のおいしい街として、うなぎ店の前には行列ができている。

かば焼きの香ばしい香りにはいつも垂涎だが。。

行列ができていて、市民でもなかなかはいりにくい「小川菊」。

店主の話を聞くチャンスがあった。

店主小川修一郎氏の話

「1807年創業。川越藩二代藩主直恒公が鷹狩を楽しんだ時、山田村で休憩した。その時、殿様へ献上したのが小川菊の創業者。鯉、どじょうが主だったらしいが、昭和20年に現在の場所 大正浪漫通りに店を出店。圏央道の延伸によって他地区とのつながりも密になった。食文化の交流を利便性の高い道路網ですすめていけたら」

写真は珍しい「うなぎの洗い」。鯉とはちがって泥臭さがなく、そして濃厚だ。わさび醤油をつけて冷酒でペロリ。




弁慶がおもてなし 川越まつり会館

ユネスコ無形文化遺産に登録された 川越氷川祭の山車行事。このおまつりに欠かせないのが絢爛豪華な山車と山車からお目見えする人形。

ただいま、川越まつり会館では志多町の山車人形「弁慶」が訪れる人を出迎えている。

練馬からきた観光客は「川越まつりの時は人出が多く、人形も遠目から。今回の企画でお人形さんの細部も見ることができて、来てよかった」と喜んでいた。

「おもてなし」は「思いやりの心」から。川越市民も一丸となっておもてなし力を養っていきたいものだ。




鯉のぼり舞う 大正浪漫通り

毎年恒例の川越大正浪漫通りの鯉のぼり。

ことしも青空によく映える。

ゴールデンウイークは「川越再発見」はどうだろう。




アーテイスト4人による八十八夜展 30日まで

ゴールデンウイーク突入前夜。人々のウキウキぶりはいろんな場所に。

27日からスタートしている「夏も近づく八十八夜展」。ストーンアーテイスト、インデイアンビーズアーテイスト、イラストレーター、グラフィックデザイナーの四人展もウキウキすること間違いなし。

隠れ家的ギャラリーで「ホッとした時間」も有意義かも。

場所 狭山中央ギャラリー 狭山市中央4-2-4北田ビル2階 11時から17時。30日は16時まで

 




坂戸から復興支援 29日 高麗川桜堤公園で竹灯の夕べ

坂戸市桜中学校横の高麗川べりの高麗川桜堤(環境側帯・北坂戸駅から徒歩20分)が29日一日にぎわう。今年で八回目を数える「坂戸竹灯の夕べ」。

点灯式は18時10分から18時25分。

昼間はお囃子、和太鼓などがステージを飾り、坂戸茶道連盟が野点を。

また出店も坂戸市内のお店を中心にカフェ、お菓子、居酒屋などさまざま。

三陸ワカメや東北元気プロジェクトなども必見。

東北大震災の鎮魂をこめて開催された第1回は50本だった竹灯も1000本近くに。

震災を風化させてはならないという市民の心のあらわれだ。この竹灯は坂戸市無形文化財保存団体協議会が中心となって竹細工が施される。竹灯に灯りがともると一気にあたり一面は幻想的な風景がひろがる。竹灯は一基500円で購入可能。

復興大臣のあまりにお粗末な発言によって、震災で被害にあわれたすべてのみなさんには不快な思いをさせてしまったが、「震災を風化させない」という気持ちは全国民の心にある。「竹灯」で祈ることも一つの想い。もちろん、今回のチャリテイ金は被災地復興のために寄付される。

 

 




飯能市議選 投票率は過去最低 

飯能市議会の選挙も終わった。投票率は過去最低。しかし、50.30%。30%から40%の市に比べるとまだよいほうか?

定数19議席のところ21名が挑戦。新人6名現職1名が届かず。現職は10期目を目指した76歳の武藤氏。かつて大量得票を誇った議員も36年も議員をやっていれば支援者も疲弊してしまうのか?高齢というマイナスをプラスに転換することはできなかった。

女性候補は6名出馬。新人3名現職3名。現職3名新人2名は当選。女性議員への期待感は衰えない。

二位の新人新井候補は副市長をつとめ、前市長の沢辺氏に近い。一方、レスリングつながりということで大久保市長の支持をうけて出馬した新人木藤氏は当選ラインに200票も足らずに落選。4年前の市長選挙でたった一人大久保市長支援にまわった椙田議員は今回夏の市長選をめざして今回不出馬。などなど夏の市長選挙をめぐっては飯能市は混沌とした状況、駆け引き、綱引きがつづきそうだ。




「東北だったから良かった」今村大臣失言で辞任。

昨夜の今村復興大臣の発言は本当にあきれた。先般の記者に対する暴言に続いて。あまりに反省の色がないことや、言葉の選び方など、大臣としての資質云々よりも、政治家として、人間としてどうかと思う。

先だっては中川政務官のスキャンダルが飛び出た。政務官と言えば宮崎政務官の不倫騒動、務台政務官のおんぶなどこちらも資質を疑う残念な辞任があった。

大臣クラスでも山本地方創生大臣の「学芸員はがん」という心ない言葉は、日本の文化を追求する学芸員、またがんと闘う患者さんたちにまでが嫌な気持ちになった。金田法務大臣のスキル、稲田防衛大臣のエキセントリックぶりなど、安倍一強の弊害が大臣のゆるみを生んでいるのか。これでは有権者の政治離れに拍車がかかってしまう。

「政治家にとって言葉は命」は大事なことだ。年齢にかかわらず政治家の言葉選びは大切。配慮がすべて。ここでこれを言ったら?という思考回路を研ぎ澄ませなければならない。バッジをつけていい気になる、重要ポストについてさらに増長する。そんなことはあってはならない。マチを想い地域を想い、県を想い、国を想う。誠心誠意、政治への情熱をもって働く議員が一人でも多くなることを祈る。




川越の新名所。赤富士芝桜。

芝桜の美しい季節になった。芝桜で美しい秩父羊山公園には多くの観光客が訪れる。さて川越市の萱沼地区のびん沼公園。見事な赤富士芝桜が楽しめる。この赤富士芝桜は地元の山岸造園の山岸孝さんらが中心となって整備した。造園家でもある山岸さん。「ここのグランドゴルフ場でプレーする人。またこの赤富士を見にきてくれる人。みんなで楽しめたら」と山岸さんの笑顔も満開。




その差は11票 新井保美吉見町長敗れる

いちごのおいしい町、吉見町。東松山に隣接する町で、横穴墓穴郡吉見百穴は日本一、鴻巣との荒川の川幅も日本一、松山城跡は国指定文化財とちいさくても魅力あるところだ。その町の町長選挙も激戦だった。

現職の新井保美町長は教育ひとすじで川島町の教育長から町長へ。3期つとめた。参戦したのは宮﨑善雄氏。議長をつとめた経験と49歳という若さを全面に打ち出し戦った。結果その差は11票。なんとも選挙は非情。新井陣営の悔しさは一言では言い表せないだろう。

「選挙は油断が禁物」。「選挙はやるべきことをきちんとやる。」(法定ビラの配布。電話でのお願い。などなど)。いわゆる選挙の基本を痛感する結果でもあった。

吉見町川島町は以前は一人の県議を選出する選挙区であったが前回から東松山と合区になり二人区となった。現職新井氏を現職県議の横川雅也氏と松坂喜浩氏が支援。今回の選挙が二年後の統一選にどう影響するかは混沌としているが。。。

さて当選した宮崎氏。選挙期間中、自身を「地頭方(宮崎氏の地元)の嫌われ者、厄介者。」といったり「手漕ぎのゴムボートで町政運営」と演説していたが。選ばれた以上は「嫌われ者、厄介者」などというマイナス発言は封印して正々堂々を町政を牽引してほしいが、さて。。。