その差は11票 新井保美吉見町長敗れる

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いちごのおいしい町、吉見町。東松山に隣接する町で、横穴墓穴郡吉見百穴は日本一、鴻巣との荒川の川幅も日本一、松山城跡は国指定文化財とちいさくても魅力あるところだ。その町の町長選挙も激戦だった。

現職の新井保美町長は教育ひとすじで川島町の教育長から町長へ。3期つとめた。参戦したのは宮﨑善雄氏。議長をつとめた経験と49歳という若さを全面に打ち出し戦った。結果その差は11票。なんとも選挙は非情。新井陣営の悔しさは一言では言い表せないだろう。

「選挙は油断が禁物」。「選挙はやるべきことをきちんとやる。」(法定ビラの配布。電話でのお願い。などなど)。いわゆる選挙の基本を痛感する結果でもあった。

吉見町川島町は以前は一人の県議を選出する選挙区であったが前回から東松山と合区になり二人区となった。現職新井氏を現職県議の横川雅也氏と松坂喜浩氏が支援。今回の選挙が二年後の統一選にどう影響するかは混沌としているが。。。

さて当選した宮崎氏。選挙期間中、自身を「地頭方(宮崎氏の地元)の嫌われ者、厄介者。」といったり「手漕ぎのゴムボートで町政運営」と演説していたが。選ばれた以上は「嫌われ者、厄介者」などというマイナス発言は封印して正々堂々を町政を牽引してほしいが、さて。。。