財務省決裁文書の書き換え問題。驚愕と残念な気持ちでいっぱいだ。
昨日の参議院予算委員会。自民党の西田参議院議員の質問。声高々に「これは財務省による財務省のための情報操作なんだよ」と叫んだ風景にはもっと落胆した。さらに西田議員は「総理も昭恵夫人も被害をこうむった」まで言い切ったのである。???昭恵夫人の関与の有無はともかく、実際昭恵夫人はあの学校に何度も足を運び、問題の小学校の名誉校長まで務めたのだ、まったく関係がないとは言い切れない。また昭恵夫人はこんなさなか、「野党のバカげた質問」などの表記があるコメントにFacebook「いいね!」ボタンを押しているのだ。総理夫人としての自覚がなくこれも国民を落胆させているはずだ。
財務省が書き換えをしなければならない事情。一人の担当者が自死までしなければならなかった事情。この闇の中には深い深い事情があるはずだ。財務省だけを声を荒げて追及することなのか?
政治の混乱ばかりの民主党政権。それから自民党政権に戻り、経済に明るい兆しも見えてきた。そこでこの事件だ。なぜ財務省が隠蔽、改ざんをしなければならなかったのか、真相究明が大切だ。だからこそ、正義をふりかざすには国民が納得する説明と証明をしなければならない。関係各位には国民、有権者は鋭い目で賢く推移をみていることを肝に銘じて、この事件に立ち向かってほしいものだ。