新しい観光スポット 小江戸蔵里にききざけ処

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先週オープンした小江戸蔵里昭和蔵 「ききざけ処」。

この蔵里は鏡山酒造跡地を活用した観光スポット。

入口から明治蔵・大正蔵・昭和蔵と続く。その名の通り明治・大正・昭和とその時代時代に酒が造られた蔵を使用。明治蔵ではおみやげの販売が、大正蔵では食事と月に二回伝統和芸が鑑賞などそれぞれの役割を果たしてきた。

今回の昭和蔵リニューアル。埼玉県内には35の酒蔵があり、その酒蔵のお酒を集約し味くらべができるというもの。500円でコインを4枚買って、本邦初の酒自動販売機に向かう。日本酒ズラリの中でおちょこを機械に入れてコイン1枚投入。1枚でおちょこ一杯。簡単なおつまみもコイン対応。遊び心と利便性。なかなかユニークな発想だ。

店内には味噌、醤油、ドレッシング。おかき、川越唐桟小物。このほか日本酒由来の化粧品など珍しいおみやげが並ぶ。ご家族で、カップルで楽しめるスポットでもある。この昭和蔵で飲み足らない人、小腹がすいた人には大正蔵の八州亭の扉をあけてみるのはどうだろう。

運営するまちづくり川越の大久保敏三社長は「ここに来たら天井を見上げてほしい。天井にわたる大きな梁。時の流れを感じさせる雰囲気も一つの酒の肴です。」と笑顔で語った。