
東松山市長選が終わった。
前県議の松坂喜浩氏当選15757票。前市議の中島慎一郎氏次点11592票だった。
中島氏は自民推薦、森田市政を継承する、幟には国政山口晋氏、県政横川雅也氏、がならんだが、及ばなかった。
後継と刷新。自民対非自民。最近の首長選を参考にする選挙通の中ではスタート時点から松坂氏有利との見方が強かった。
松坂氏は「完全無所属市民派」を標ぼうしていたが、そうではない。2月に行われた総選挙で比例復活もできなかった地元の坂本祐之輔氏、森田光一市長の前任市長でもあるが、坂本氏のシンパとよばれる市議がズラリと松坂支援に回った。ましてや、選挙の勝敗を決めるパワーは負け戦直近だと二倍のエネルギーを生み出すのだから、松坂氏の当選に拍車をかけたことは間違いない。坂本氏の衆議院完敗による坂本支持層の執念と今回は松坂に勝たせてやろうという日本人独特の「判官びいき」の情が松坂市長誕生の一助となったのだ。
気になるのは投票率。前回は現職森田光一氏に市議の高田まさひと氏が挑むという図式で、55.34 %。今回はなんと11ポイント下がった44・51 %だった、低い投票率は、組織票を持つほうが有利であるので(雨嵐、酷暑には負けないで投票に行くという岩盤組織)、松坂氏は組織をまきこんだのであろう。
いずれにせよ、東松山は比企地域、1市7町のリーダー的存在。その広域行政圏を松坂氏はどうリードしていくのか?松坂氏の力量が今後問われていく。注視だ。