「ふくしまの桃フェア」はじまる 川越でも!7月25日26日

桃は7月の誕生果であり、旬のフルーツとして引っ張りだこである。繊細な桃を活かした美味しいフェアは何とも嬉しい試みである。

福島県農産物流通課長の清水一郎さんが「ふくしまプライド。」について説明。震災に負けない心意気を胸に、生産者が丹精込めて育てた農産物を全国へ届けたいという熱い思いが代弁された。ちなみに「ふくしまプライド。」の「。」(句点)は、「これで終わり」ではなく、「ここから始まる」また「ずっと続いていく」という思いを込めてつけられているのだそう。

メデイア向け試食会場となったタカノフルーツパーラー本店。営業部本店5課長の佐渡谷毅さんは「弊社は今年で設立100周年を迎える節目の年。長年にわたり果物の魅力を発信し続けてきた老舗であり、このたび、福島県産の桃を主役にしたフェアを開催する」と。

フェアは7月25日、26日、埼玉県川越市の「タカノフルーツパーラー川越丸広店」を含む首都圏7店舗と「タカノフルーツテイアラ」(東京都新宿区)で開催。新宿本店とタカノフルーツテイアラは8月9日まで。

試食会で特に印象に残ったのは、チーフフルーツクチュリエ・森山登美男さんによる桃のパフェづくりの実演。森山さんは気さくな、お人柄。普段なら門外不出とも思えるような桃の扱い方や盛り付けの技術も惜しみなく披露する姿勢も潔い。桃への深い愛情と、食べる人には最高の状態で味わって欲しいという思いがまっすぐに伝わってきた。

筆者帰宅後、実演で教わった通りに、福島県産の桃を丁寧に扱ってみたところ、これまでで最もおいしく味わうことができた。ほんの少し扱い方を工夫するだけで、桃の甘みや香りがより豊かに感じられることに驚かされた。

また桃を提供した阿部農縁(「農園」ではなく「農縁」)代表取締役社長・寺山佐智子さんからは「寒暖差の大きい福島の気候を生かし、愛情を込めて育てた桃への思い」が語られた。「農縁」という社名は、『人とのご縁を大切にしたい』という基本理念のもとネーミング。その言葉どおり、生産者の明るく温かな人となりが映し出されていたのが印象的だった。その桃を使ったパフェは、桃本来の甘みとみずみずしさをあますところなく生かした上品な味わい。口に運ぶたびに桃そのもののおいしさが広がり、最後の一口まで飽きることなく楽しめる。時間の経過とともに変化してゆく風味も、このパフェならではの魅力だ。一緒にいただいた紅茶も桃との相性が素晴らしく、互いの香りを引き立て合う絶妙な組み合わせであった。

福島県が誇る旬の桃を味わえる「ふくしまの桃フェア」。川越でも間もなくその魅力を楽しめる貴重なチャンスがやってくる。川越百万灯・夏まつり、百万灯の7月25日、26日「タカノフルーツパーラー川越丸広店」(10時から19時)で。福島の生産者の思いの詰まった夏の清々しい味覚をぜひ味わってみてはいかが?

画像は向かって左から森山登美男さん、佐渡谷毅さん、清水一郎さん、寺山佐智子さん

文責 葉桜こい