魂の面 ズラリ 嶋田和則さん傘寿記念 

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埼玉県・建設部長として辣腕を発揮した嶋田和則さん。その腕前は美術展でも入選するほど。

傘寿を記念して「能・狂言・神楽面展」を川越氷川神社旭舎文庫で個展を開いた。

観覧した人は「数々の素晴らしい作品にゾクゾク。鳥肌がたった。」「素晴らしい出来栄え。感動した。能の中での『面』の役割の大きさをあらためて実感」(能愛好者)と口々に絶賛。

「面打ちがライフワークになって16年。能・狂言・神楽の面。作品は50に。最初の製作は1年かかった。能には五つの流派があり、それに応じて彫る。厳島神社に奉納された能に自作の面を使っていただいたのも良い想い出。光と影の芸術でもある。光と影によってその表情が変わる。面を打つことによって人生に華が生まれた。」と嶋田さん。

イキイキと生きる嶋田さんの作品にその魂が宿る。