高齢者運転は家族、地域で考える 川越はモデル地区に

image_pdfimage_print

高齢者による運転ミスからの事故があとをたたない。

3月には75歳以上の高齢ドライバーへの認知機能検査を強化する改正道路交通法が施行されている。

川越市では高齢ドライバーの事故防止策を検討する官民一体の研究会で川越をモデル地区にして代替交通手段が検討されている。

コミュニテイバスとタクシーとの併用など交通弱者にとっては有効な手段が実現できるといい。

以前に80歳を超える運転手に逆突されてケガをした友人がいる。警察の事情聴取に加害者は「運転免許証はとられたくないです。車は杖がわりなんです。」と訴えて、聞いていた被害者である友人は首や背中の痛みがさらに増したと怒っていた。しかし、それが現実、現状なのかもしれない。

高齢者の負担を考えての環境整備もそうだが、被害に遭う人を一人でも減らさなけばならないし、交通事故撲滅は永遠の課題だ。