憲法記念日。改憲へ加速か?

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大型連休。改元。令和新時代と世の中お祝いムードの中、3日は憲法記念日だ。

憲法について考えた国民はどのくらいの数なのだろうか?

昨年7月ウエスタ川越では首都大学東京教授木村草太氏をまねいて「憲法という希望」をテーマに講演会が開催された。「9条の会 かわごえ連絡会」主催によるものだが、満席となった会場には「憲法」について真剣なまなざしで聴く参加者の熱心な空気が流れた。

現行の憲法9条(戦争放棄、戦力不保持)に、「必要な自衛の措置」のため「実力組織として自衛隊を保持」という項目を付け加えるというのが自民党による改憲条文案。安倍総理は「2020年を新しい憲法が施行される年に」というビデオメッセージを憲法改正をもとめる民間団体の集会に寄せた。改憲についての加速が進む可能性もでてきた。

平和国家日本が存続されるために一番いい方法はなにか?政党の壁を越え、国民全体で考える時となるのか?この議論については、国を挙げて、時間をかけてやっていかなければならない。