一つのSDGS 筑波大付属坂戸高校でフードパントリー

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「コロナ禍で世の中が暗い日々。坂戸で初のフードパントリーを開いて少しでも世の中の光になりたい」という、筑波大付属坂戸高校の菱沼さん。

菱沼さんは、思い立ったのはいいが、先生をはじめ、無理かもという空気の中、やり遂げたのはやはり「熱意」と「あきらめない気持ち」だ。「熱意」は人を動かす。食材集め、対象者への周知、決して簡単ではないはず。ひとり親世帯の保護者・こども30世帯分だが、多くの食材が並んだ。

SDGS.。国連が勧める2030年までに行う開発目標 虹色の丸いマークバッジがそのためのものだ。sustainable development goals 持続可能な開発目標の一つ、貧困をなくすための試みに、子ども食堂やフードパントリーがある。そこに着目したのが菱沼さんだ。コロナ禍では、自分優先、自己中心になりがちだが、思いやりをもった心には大きな拍手を送りたい。