さいたま市長選挙 清水はやと市長20万票獲得で圧勝

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投票率は過去最低の31.44パーセント。なんとも残念な結果だが清水勇人氏の20万票を超える圧勝で、さいたま市長選挙は幕を閉じた。

清水はやと氏 203953票 中森ふくよ氏 63200票 前島ひでお氏 53971票

20時の時報とともにテレビ埼玉では清水氏の当確が流れた。

実際企業もヒトも増えており、清水市政の8年間で生み出された財源は1280億円。

子育てなどの支援の政策も充実、予算も1.8倍と子育て世代からも「清水市長はよくやってくれている」と高い評価を得た。

中森氏の「市民ファースト」というスローガンは焦点がなく、その差14万票という大差がすべてを物語っている。「大型イベント開催」について中森氏は「税金は生活に」という訴えであった。しかし大型イベントの開催によるまちの知名度アップと経済効果は高いものがあり、なおかつ、市民としても「夢」がある政治はうれしいものだ。そういう人心をつかめない戦術は厳しい結果、数字となった。

リーダーの条件の一つ、「発信力」。清水市長にあってはさいたま市内の友人は、「とにかく素敵な声なのよ。声はいいし、わかりやすい言葉で政治を伝える。清水市長に勝てる候補はなかなかいない。」と言い切る。

全国政令市は20市。その中で幸福度ナンバーワンを実現した清水市長。大都市さいたま128万市民に「幸福」を実感させる清水市長の政治手腕に期待だ。