いまこそ「いかのおすし」

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朝霞女子中学生行方不明事件。解決して本当によかった。

被害にあった女の子の心からの笑顔が取り戻せる日を祈るばかりだ。そして、身の回りに潜む危険。子を持つ親としては気が気ではない。名前書き一つにも、細心の注意が必要だ。

かねてより防犯用語として使用されている「いかのおすし」。女性警察官がお芝居をしたり、紙芝居を見せたり。

なんとなく聞いたことがある人いるはずだ。埼玉県警ではオリジナルソングを生み出している。

知らない人について「いか」ない。知らない人の車に「の」らない。危険を感じたら「お」おごえを出す。「す」ぐに逃げ出す。近くの人に「し」らせる。

「」の中をつなげると「いかのおすし」。悪者の手口も巧妙になってきているが子供たちには日常的にこの基本を教えていく必要がある。子供たちが集団でいるときはいいが、「一瞬」でも一人になるときが現実的には起こる。その「一瞬」に魔がひそんでいるということを保護者は再認識しなければならない。

浅間 潤子