
この夏改選の参議院選挙は7月3日公示7月20日投票と決まった。
参議院選の前哨戦ととらえられたのが東京都議選。
国民民主党は様々なトラブル発生の中でも善戦、初の議席を得た。
同じく参政党も議席を得た。
自民党は大失速。木原誠二自民党選挙対策委員長のお膝元、北多摩1区・木原代議士最側近で初出馬となった土方桂氏は3500票近く水をあけられての敗戦はどうなのだろう。
大田区は池田大作先生のゆかりの地。そこでの公明党2議席ともに獲得できなかったこともびっくりだ。
そして昨年の都知事選で石丸旋風を起こした石丸新党は議席ゼロ。選挙を甘く見過ぎていた石丸氏、ある地区では3名立候補していた。そんな無謀なことがあってはならない。
選挙はセオリー通り。握手した数が結果に出るということはお約束。駅頭活動も広報活動も基本通り。最近、駅頭街宣リレー演説12時間などという手法もあるにはあるが、こういった空中戦は政党の特色、組織のあるなし、年齢などが成功か否かが左右される。参議院埼玉選挙区は63市町村を有する。衆議院小選挙区は16選挙区。県南だから、県北だからといった区分けする、うがった見方は県民に歓迎されないはず。参議院の集票マシーンである埼玉県議会。最大会派は自民党ではあるが、それぞれ事情が異なる。公明党の支援あってこそ当選できる議員とそうでない議員。すると、古川俊治参議院議員も厳しい。公明党は衆議院選埼玉14区で代表を落選させてしまったし、都議選の苦戦をそのまま参議院選に持ち込み、矢倉かつお参議院議員への引き締めは強くなることは予想される。熊谷ひろと参議院議員は二期目へ挑戦、江原くみこ県議が国民民主党で国政へ初挑戦。そして高齢化で運動量が減ったといわれる日本共産党・議席死守となるか、伊藤岳参議院議員が主な候補者だ。
選挙は、真摯に一人ひとりにお願いする。そして、物価高対策などに向き合い、解決を図る、そういった国民に寄り添う姿勢と国民に共感を得られる訴えこそが集票につながるのだ。公営掲示板も設置された、公示までカウントダウン。