自然災害に思う。台風21号・川越寺尾地区は444世帯が罹災。

一か月前の台風21号。特に雨台風、豪雨はすさまじかった。

川越寺尾地区の被災された世帯は444世帯。ただちに川越市では臨時議会が開会された。議員も市職員も「警報は発令されたものの、ここまで事態が深刻になろうとは。」という思いではなかったか?

しかし、常に減災防災対策を考え、市民のために役立つことをすすめていくことは行政の責任。

今回の事案は自然災害というものは人間のちょっとした気のゆるみをついてくる、といった一例かもしれない。

ボートで救出された人びと、寝ていた枕元に水がひたひた押し寄せる恐怖、行政は被害に遭われた人に心を寄せることが肝要だ。

今テレビで、政治の世界でがんばる主婦が議員となって奮闘するドラマが人気と聞く。「世の中おかしくないですか?」と問う姿は新鮮でもある。流ちょうな言葉で行政執行部側を質すことも議員の責務ではあるが、その質す根拠として、「真剣に市民の声を聞いてきたのか」ということが大切なのだ。

川越寺尾地区への対処は12月議会でさらに前進することを期待したい。