川越市議会 9月定例会閉会 人事案件は提案されず。

9月30日川越市議会は閉会した。円滑な議会運営をのぞむのは市民として当たり前。今回の市議会は序盤に「議会運営軽視云々」があり一日空転となった。血税の一部が使われてる議会だ。一分一秒たりとも空転があってはならない。

そして一般質問では多くの質問がされた。「介護認定、川越市は他市から比べて時間がかかるのではないか」という高齢者を抱える家庭では切実な、市民密着の質問についての答弁をめぐって多少のロスタイムが生じた。しかし、これはロスタイムだけではなしに波紋を生じたものとなったようだ。

議員は36名。4月の統一選を勝ち抜いてきた「選良」であるはずだ。6月議会では1名の新人議員の遅刻のよってオリンピック特別委員会が流れたこともあった。理由は「雨で道が混んでいた」??「遅刻はまかりならぬ。雨だったら時間を多く見積って家を出る。想定しなさい。1人1分遅刻すると会社に損失を与えることになるんですよ。」18歳以上の社会人にとってはいろはのいとして教えられていたはずだろうに。4年前には新人議員が「自治会だより」の扱い方について公職選挙法にふれるとして疑義をもたれた。(議会ではもめたがこの議員今回も再選されたのだから禊はすんだのか?)新人議員だから「右も左もわからないのだから致し方なし」とは通用しない。「議員」は「選良」であり「公人」であり、市民の代表なのだから「市民の範」でなくてはならない。

さて、またまた新人議員が・・・今回は確か行政のエキスパートだったはずの、とある新人議員が議場外で大ナタをふるい物議をかもしだしたのだ。(議場からでて、答弁変更を求めた?しかも自分のメモ持参で・・)その結果、新人議員の所属する会派の代表が各会派へおわび行脚、新人議員は所属する・議会運営委員会を辞任という顛末。議会運営委員会は議会をとりしきる最重要な委員会。議会運営委員会の一員である自覚の足らなさ、また議場外で答弁変更を求めるという傲慢さ。ちょっと首をかしげたくなる。一方、市長与党として市長を守る気持ちからの行動か?という見方もあるが。

さて、川合市長。市長の右腕である副市長は現在風間副市長のみ1名。県下で最も古い歴史伝統の街であり、中核都市川越市。川合市長の掲げる政策・市民との約束実現のため市長側近として行政・政治の両面を支えていく特別秘書は年明け平成28年1月で4年間不在となる。特別秘書は市長を支え川越がいいマチになるよう黒子に徹し、川合市長の魅力を引き出す役だ。円滑な議会・また線路を大きくはずれる議員が出ることのないよう切り盛りする特別秘書の登場必要ではないか。市長選は平成29年1月。選挙を控えてなおさらではないか?

議案、請願などは広報とともに全戸配布される「議会だより」をみれば確認できるからこそ、当サイトは今後もわかりやすい市議会を記事化していきたい。

氷川 まこと