川越市議会志政会・市政報告会が9月23日15時からラボアラクテで行われた。会場内はぎっしりの人、人、人。政治に関心の高い市民がいることは文化程度の厚みを感じる。
この志政会は、代表・吉敷賢一郎氏(3期)幹事長・樋口直喜氏(3期)政調会長・栗原瑞治氏(3期)中野敏浩氏(2期)粂真美子氏(2期)倉嶋真史氏(2期)松本きみ氏(1期)7名で構成されている。40代3名、50代3名、60代1名、いわゆる現役世代だ。
現役世代らしく、冒頭はプロフィール画像が素敵なBGMとともに流れた。市政の新たな足音そのものだった。
志政会は川越市にすでに市民に寄り添った150項目の要望・提言を行っており、川合市長引退により、新しい市長によってどうなるのか。そこで吉敷代表は個人的な見解として「リーダーシップ、市職員との意思疎通、川越市のトップセールス、川越を想う気持ち、これらを兼ね備えた樋口直喜氏のポテンシャル、可能性を皆様に認めていただきたい」と述べた。
樋口直喜氏からは正式な出馬表明はなかったものの「ひっ迫する川越の財政から財政の健全化を。川越市の求心力を高め、川越のもつアイデンティティ(歴史・伝統・文化)を見つめ直し、【責任都市・川越】の実現をめざす」と熱いメッセージが語られた。
川越市長選は来年1月。出馬表明は元裁判官の森田はつえ氏。出馬準備に県議会議員山根史子氏、そして市議会議員の樋口直喜氏。
中核市川越は、埼玉県初の市制施行のまちであり人口は35万を超える。かつて、ナポレオンは「リーダーの条件は住民に幸せを配ること」と言った。市民が幸福を実感できるリーダーの誕生を望みたい。