
20年以上続く「小江戸飛雁会」。川越に赴任してくる人々に川越の文化や歴史、そして味覚などを知っていただき、次なる赴任地で川越を発信してもらおうという趣旨の会。今回は氷川神社参集殿を会場に講師には森田初恵市長を迎えた。
伝統ある35万の中核市川越。激戦を制し、圧勝した森田初恵市長。3月議会もスムーズに進行し、笑顔にも柔らかさが見えた。
小江戸飛雁会の代表監事の馬場弘氏が「文化は市民がつくり、未来は市民が育てるもの」とあいさつ。
そのあと森田氏は川越の現状、令和6年のトピック、魅力を高める取り組み、災害に強いまちづくりなどを語った。中でも市長選をめざした経緯では「裁判官として多くの事件を取り扱った。その中で事件の裏側の事象を考えるようになり、何かできないか、何かをしたいという気持ちが高まって、その結果が市長選だった」と。
財政はひっ迫し、様々な課題を抱える中、政治経験ないからこその森田市長の未知数に期待したいところだ。