
富士見市議選が終わった。
25歳の国民民主の堀航大(ほりこうた)氏が強さを見せた。東洋大学のアーチェリー部主将をつとめ、姿勢のよさと醸し出す清々しさは、上位当選の雰囲気をまとっていた。出陣式には多くの若者が集まった。国民民主党の候補者選定の凄さを感じた。
入間市議選で3000票以上を獲得してトップ当選を果たしたますだひでゆき氏には現在「居住実態」に疑義ありと、入間市選挙管理委員会に異議が申し立てられた。
この「居住実態ナシ」はよく、取り上げられる。無理して立候補する、党側が立候補させるといった立候補の基本を忘れてしまった悲しい現実だ。これではこの人こそ、と投票した有権者の気持ちを踏みにじってしまうではないか。
公営掲示板をつかったヘンな選挙運動、都知事選が一番顕著だったが、これは、国会で法整備がなされた。
実は、この公営掲示板をめぐる「今」。
通常朝8時半に受付が始まり、くじをひくための順番決めのくじをひいて、本抽選。そこで公営掲示板の番号が決まるのだが、「今」は最後の角を狙って朝八時半に顔を見せない陣営があるのだ。富士見市の場合、上段は1,4,7,10,13、16,19,21となるので、21番を争っていた陣営があるとか。
そんなことに血道をあげるよりも、有権者の心に響く、公約を練り上げてほしいと思うのは私だけではないであろう。