ミャンマー(ビルマ)の未来に希望を 日本ミャンマー友好協会がクラウドファンディング 26日まで

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ミャンマーの軍事クーデターから3年以上。避難民の数は増え続け状況は悪化の一途。国民の4人に3人以上が貧困状態。食糧・医療が深刻に不足という。今年9月には大規模な台風により洪水が発生、インフラが甚大な被害に、多くの地域が水没したまま。支援物資の搬入は軍によって妨害されている。

この状態に一般社団法人日本ミャンマー友好協会(前鶴ヶ島市長 藤縄善朗会長)ではミャンマー国内避難民のこどもたち、タイとの国境付近に住む移民への食糧、教育支援、医療過疎地域での医療支援、洪水被害地への緊急支援のためのクラウドファンディングを立ち上げた。

締め切りは26日まで。これまでに確保してきた確実な支援ルートを通じて確実に現地に届ける。詳しくは日本ミャンマー友好協会レデイフォーを検索。

鶴ヶ島の今泉清詞氏は1989年に私費で「今泉記念ビルマ奨学会」を立ち上げた。今泉氏がインパール作戦に従軍し、ビルマの人から受けた御恩、亡くなった戦友への慰霊をこめた奨学会。日本に留学するミャンマーの学生への支援を継続的に今でも行う今泉氏の偉業に少しでも近づきたいものだ。