自民党総裁選は12日(木)に告示され、27日(金)に投開票。9名もの立候補者数が現在論戦を展開している。同時に立憲民主党の代表選も行われ、こちらは自民党より先に23日(祝)に代表が決定する。
政党支持率は9月初旬NHKでは自民党31.3%、立憲民主党が6.6%。と自民党が大きく水をあけている。そのためというか、立憲民主党の代表選では、自民党への攻撃がメインでどうも興味がわかない。また、注視すべき点は支持政党なしが45.3%ということだ。自民党支持率よりも14ポイントも多い。この無党派層をどう取り込むのかが衆議院解散総選挙、小選挙区の勝敗のカギであろう。
自民党総裁選。わが埼玉選出の国会議員の動向を見てみる。高市早苗陣営推薦人に三ツ林裕巳代議士。林芳正陣営推薦人に古川俊治参議院議員。小泉進次郎陣営推薦人に田中良生代議士、穂坂泰代議士。穂坂代議士は出陣式の進行をつとめていた。上川陽子陣営推薦人に小泉龍司代議士、牧原秀樹代議士。加藤勝信陣営推薦人に中野英幸代議士。茂木敏充陣営推薦人に新藤義孝代議士で、新藤氏は推薦人代表をつとめている。
自民党総裁は党員党友が投票可能でその数は109万人を超える。投票率は60%から70%。今回は注目度も高くその上をいくだろう。党員党友と議員票の結果で総裁が決まる。
小泉、高市、石破が現在3強とのメデイア分析。スタート時点は小泉断然リードという文字も躍ったが、その後、ネットなどで小泉氏を批判する声がひろがった。
どうやら経験不足などをあげているようだが、政治は決して一人ではできない。岸田政権を支えた木原誠二代議士と村井英樹代議士、そして総裁選出馬を模索していた斎藤健代議士といった頭脳・ブレーンが小泉陣営に入ったことがどうプラスに作用するかが、あと9日間の戦いにかかっている。ちなみに斎藤健代議士は埼玉県副知事経験者であり、村井英樹代議士は埼玉1区選出と埼玉にゆかりのある人物。
エネルギー、物価高、近隣諸国との外交、北朝鮮からのミサイル発射、老老介護、多死社会、少子高齢化社会のこどもの教育、問題は山積みだからこそ、明るい未来を信じることができる社会を構築し、そして国民から信頼される国家像を示す真のリーダー誕生を願うばかりだ。