川越倫理法人会モーニングセミナーを体感

倫理法人会というと早起きセミナーという印象が強い。初めてその川越倫理法人会(青木雅人会長)モーニングセミナーに参加した。

朝六時。背広、スーツ、いわゆるオフィシャルな服装の人々がずらり。臍下丹田呼吸からの挨拶、歌声。そして参加者が笑顔だ。

4月22日は西入間倫理法人会会長の友田雅明氏の講話。「倫理を学ぶと朝自然に起き、行動が伴う。自然災害がおきたときにも率先した行動ができるはず。自分の幸せを発信し、その笑顔に人は救われる。人を幸せにすることを人生にとりいれることに価値がある。倫理法人会に入会し、人生はやり直しがきく。逃げてはいけない。ということを毎週学び、ちょうどそのとき西入間青年会議所の理事長が決まっていたが、倫理で心を学び、青年会議所では行動を学び、自信をもって違ったリーダー像をめざした。倫理で人のつながりができて、仕事にも良い影響となった。また倫理は奥深く、カネのために生きているのではないということも学んだ。命のもとである両親に感謝し、親に感謝をしなければ自分の子の幸せはめぐってこないと思う。日本人が日本人のために作った団体の倫理法人会。アメリカ発祥の、青年会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブの会員数が低迷する中、倫理法人会の会員は増加している。それは倫理法人会が日本人の魂、日本人のDNAをよびおこす利他の精神があり、日本再生の道はこれしかない。」と熱弁をふるい、テキストから「目の前にきたあらゆる機会をとらえて断乎として善処する人、一度こうと目的を定めたら終始一貫やってやってやりぬく人、これが世にいう成功者」と抜粋し、講話を終了した。

古来より早起きは三文の得といわれてきた。かつての受験勉強時代。深夜参考書を見るよりも漆黒の闇から「春はあけぼの、やうやう白くなりゆくやまぎは、少しあかりて紫だちたる雲のたなびきたる」という枕草子の世界の早朝が四季を通じて勉強が進んだことを思い出した。そして、仕事と介護の両立をすべき奮闘の毎日だったここ七年間。時間を生み出すため、東の空が白む時間はパソコンに向かってきた。その時間、団体としてこういう行動をしている人々の存在。エネルギーは朝生まれると心底感じた。

伊勢谷 珠子