参議院 議員会長に関口昌一氏 (秩父皆野出身)

参議院埼玉選挙区 秩父皆野出身の関口昌一氏が参議院議員会長に就任する。

良識の府参議院へは埼玉県議会議員を3期務め、補選を突破して就任した。

現在4期目。参議院幹事長代行、参議院国会対策委員長を務めた。

父は故関口恵三氏であり参議院をつとめた。

埼玉県では自民党7奉行の組織運動本部長山口泰明氏についで、この快挙。

もっとよくなる埼玉の予感だ。

 




麻生さんと日大問題

麻生副総理が「マスコミからいくら叩かれても支持率はあがっている」と昨日24日発言。

1昨日アメフト問題で日大が前監督、コーチが勇気の顔だし会見をした日大選手をかばうのではなく、自らの保身そのものの発言。会見では司会者が反省の色を微塵もみせない尊大な態度、発言をして大ヒンシュクだ。

なんとなく今、麻生さんや日大が同じグループと映ってしまう。世論の風を真摯に受け止める姿勢がないことと、「開き直り」「自分こそ正義」といった大勘違いが似ているからか。安倍総理、麻生副総理は官僚に、日大側は選手に、責任をなすりつけているように、同じに見えてしまうのだ。

アメリカンフットボールを誇りにしている選手と指導者、日大で日大系列校でまじめに生徒学生たちと向き合っている教師や教授、自民党で国家国民、県民、市民に私心を捨てて懸命に奮闘している国会議員と地方議員これらの人々にとっては迷惑であるし、悔しく歯ぎしりをしたい気持ちで一杯であろう。統一地方選まで一年をきっている前哨戦のさなかでもあるし。

今世間は「イメージ」がネットで、映像で、一気にプラスからマイナスに転じてしまう。そのことをわかっていない麻生副総理、内田元日大アメフト監督の世代?世代と言い切ってよいか?世代ではなくそれぞれの人間性か?

しかし、トップにたつリーダー的存在は、つねに世相動向に注目し、なおかつ、自らを襟を正す。その基本は今も昔も変わらないのではないか?いずれにしても一度失くしてしまった、信用を取り戻すには、二倍以上の努力が必要。そして、すっきりしたいと思っているのが世論だ。

 




常在戦場 センセイたちの年末年始

今年は想定外の総選挙。晩秋の台風のさなかの選挙戦も遠い昔のようだ。

希望の党はまったく風も起こらず、選挙結果も惨憺たるもの。

その中で川越の小宮山泰子代議士は比例で復活し、議席を得た。

ご本人は「日本一運の良い人間です」などと選挙後語っていたが、運も実力のうちだ。

川越の人々は泰子代議士の父、小宮山重四郎氏の看板を大切にしている人もいて「政党は関係ない、小宮山ブランド、小宮山党だ」とはっきり言う人もいることは事実。政治の世界にタラレバはないが。小宮山泰子代議士はれっきとした自民党の県議だった。当時新進党から自民党にうつった中野清代議士がいて、泰子氏は自民党を離れざるを得なかった。この流れが別の流れであったら川越市内の政治地図も変わっていたに違いない。

中野ひでゆき氏の突然の出馬表明、そして不出馬。混乱の中自民党の代議士として勝ち抜いた神山佐市氏。「三期になると役もつくし、活躍の場がひろがるな」というのは政治事情通。富士見、ふじみ野の組織力同様の展開が川越でもできるかどうかがカギだ。

隣の埼玉10区。山口泰明氏完全勝利で終わったが、ここで希望の党の支部長に就任した坂本祐之輔氏。呼応する形なのか山口泰明氏はここでポスターを新調。山口泰明氏の政治にかける情熱、「常在戦場」そのものの姿には脱帽だ。センセイたちの年末年始。またここでどれだけ人心を掌握できるか?それが支持の広がりと直結しているだけあって政治家稼業は大変なのだ。




衆議院選挙来週が投票 家族で奮闘 埼玉10区

今日15日(日)。いわゆる選挙のラストサンデー。どの候補もしのぎを削る。

注目選挙区の埼玉10区。前職比例復活の坂本祐之輔候補(希望の党)と前職小選挙区当選の自民党の重鎮山口泰明氏が争う。お互いに元知事の土屋義彦氏の門下生。麻生内閣当時、泰明氏の応援弁士を祐之輔氏をつとめたこともある。祐之輔氏の強力な応援最右翼は夫人と聞く。泰明氏側はこの度、一人息子の晋氏が街頭でマイクを握った。

相当自民党の政策を学んでおり、演説の組み立て方も巧みで、好評だった。父に代わっての応援演説は経験済みだが、父に代わっての「お願い」は初めてだそうだ。

選挙に家族の支援は欠かせないが、候補者も今日が中間点でもあり、ラストスパートに向けまなじりを決する。

 




いよいよ明日 安倍総理会見 夜には柴山代議士がテレビ生出演

安倍総理が明日25日会見をする。28日召集する国会冒頭解散に向けての会見だ。

2014年12月衆議院議員選挙から3年弱。いつ解散してもおかしくない状況下で民進党はガタガタ、新党は準備できていない、選挙は当然かもしれない。「なぜ解散?」という声もある。しかし、北朝鮮からミサイルを撃ち込まれ、きちんと防衛、外交をするには腰を据えての政治が必要だ。

25日22時からのBS放送日テレ「深層ニュース」に埼玉8区選出柴山昌彦代議士(筆頭副幹事長)が出演する。緊迫する北朝鮮情勢、経済財政政策、消費税、社会保障などなど主な争点を軸に何を訴え戦うのか、キャスター・ゲストの徹底討論がみものだ。

川越・富士見・ふじみ野埼玉7区。選挙区は自民党神山氏、比例復活で民進党小宮山氏の二名の現職が存在。ここで、川越から自民党代議士をという声をうけて中野ひでゆき県議が出馬準備をはじめた。自民党埼玉県支部連合会は神山氏で公認申請。一転注目選挙区になってしまうのか?ここ数日は目が離せない状況だ。




自民党強し。茨城県知事選も大宮区県議補欠選挙も制す。

27日は茨城県知事選挙・埼玉県議会議員補欠選挙(大宮区)の投票日。

茨城県知事選挙には全国で最多選7選をめざす橋本知事に対して自民党公明党は大井川氏という新人候補をたてた。官僚出身ではあるがIT企業ニコニコ動画運営で知られるドワンゴの取締役もつとめた。官民で培ったバランス力や若さやスポーツ好きという候補者としては遜色のない人でもあった。結果7万票という大差で大井川氏が勝利を収めた。

埼玉県議会議員補欠選挙。自民党現職県議沢田つとむ氏による政務活動費の不正から辞職、そして補欠選挙となった。勝利をおさめたのは藤井たけし氏。曾祖父が市長、祖父が県議、母が市議という西山こういち氏とは約1700票差であった。藤井氏は埼玉県知事上田きよし氏の事務所長、さいたま市長清水勇人氏の秘書をつとめた。二回県議選に挑戦。一回目は民主党公認、二回目は無所属でいずれも沢田氏に敗れている。今回も無所属とはいえ、牧原秀樹厚生労働副大臣が応援マイクを握り、宣伝カーに同乗するといった自民系の応援ももらった。民進党分裂選挙というよりも枝野・牧原代理戦争の様相でもあった。自民党県議の不祥事による補欠選挙ということで自民党公認候補の擁立は見送ったが、自民党の強さが目立った。藤井たけし氏は上田知事人脈の経験で、自民党県議団と上田知事の対立の調整役となるのか?

いち早く西山候補は「次をめざしてがんばる」とfacebookに気持ちをアップ。民進党代表選で枝野氏不在が響いたことも否めない。共産党の3000票に届かない得票数もどうしたものか。投票率も25%に届かないということも政務活動費不正が有権者の政治離れに拍車をかけたか?

しかし、地域に根づく政党自民党は、都議選では大敗したものの、8月決戦では復調。内閣支持率、政党支持率浮揚となるかどうかはこの秋が勝負となるか?




小池旋風は?自民逆風の中で。都議選週末投開票

都議選は今週末投開票だ。直前に豊田真由子衆議院議員の暴言暴行からの離党。

選挙期間中も麻生副総理の豊田問題にからめた「女性を軽んじる風」な発言。そして安倍総理の獣医学部を増設する云々、稲田防衛大臣の「自衛隊」を選挙戦略にするかのような発言。本当にまじめに誠実に都政を推進してきた自民都議なのに、この逆風がおさまらずかわいそうに、という有権者も多いのではないか。

昨日は小池氏が久米川駅で街頭演説。公明党候補の応援だった。公明党支持者の熱気のなかで小池氏は「公明党との連携でスピード感がある改革が進められる」と強調した。

街で都民ファーストの政党ポスターを見たが、「選挙の9日間は頭をさげ、あとはふんぞりかえる」などという辛辣な文字が躍っていた。驚いたのは同じポスターにある細かい字は英文だった。英文で訴えることに心底違和感を感じた。ここは日本だ。しかも簡単な文章ではない。かつて、田中角栄氏の名物秘書早坂茂三氏の講演を聞いた。早坂氏は「中学生にわかるように自分の主張はしないと人の心は動かない」と言い切った。有権者は18歳から100歳がらみまで、英語を理解する人しない人も含まれる。都民のための都政が行われないことは明らかではないか。

豊田真由子代議士について昨日、暴言を吐いたのは「高速道路を逆行しようとしたから」などという擁護発言が細田元幹事長からあった。それも空疎な言い訳ではないか。危険運転には違いないが、逆行したわけでもなく、しかも、あんなに暴言を吐き続けることは異常でビョーキだ。また最近、盗撮と児童買春で若い市議が逮捕されたり、事情聴取をうけた。国も地方も議員が「公人」としての矜持の欠落しているからか。

「とにかく人柄が抜群でまじめ。だから人が寄ってくる」という応援演説を聞いたことをこのごろよく思い出す。恰好いいこと、若いこと、英語を使うこと、学歴、職歴がきらびやかなこと、それは関係ないのだ。さて、都議選の結果はいかに。

 

 




自民党組織運動本部長って?

坂戸鶴ヶ島をはじめとする埼玉10区選出の山口たいめい氏。自民党立党60周年の記念式典。安倍総裁の右後ろに山口氏。名実ともに自民党の要だ。自民党の金庫版経理局長から財務委員長へ。昨年からは「組織運動本部長」に就任した。その「組織運動本部長」の役割って何か。気になるので調べてみた。

 

団体総局は同じ職種の専門家、同じ目的を持った人々が集まったあらゆる分野にわたる団体との交流。たとえば農林水産、商工、中小企業、環境、NPO,NGOという分野ごとの団体と向き合うこと。専門的な意見を広く集める部局。

地方組織・議員総局。地方組織である都道府県連や地方議員の窓口。、この支部組織を通じて集めた意見を国、県、市町村、議員で協力し政策へ反映させていく。

女性局、青年局。文字通り女性、青年それぞれの視点から政策提言をする。

労政局。働く人々の意見を広く聞いて自民党の政策に理解を求めていく。

遊説局。集会、街頭演説への弁士派遣。自民党の考えを広く訴えていく。

以上の部局から成り立つ組織運動本部。自民党が多くの国民と交流を広げ、選挙を通じて綱領に掲げる理念の実現を目指す、いわば、自民党の政治運動全体の責任者が山口たいめい氏の就任した組織運動本部長だ。山口たいめい氏は当選以来「改革」という大きな旗を振って行動してきた。立党60年の節目、自民党のよき伝統を守りながら、変えるべきは改革し、一人でも多くの国民の意見を政策に反映させることは山口たいめい氏の得意とするところである。民間会社の営業畑を歩き、人心掌握術にたけており、人の考え、悩みを瞬時にくみとれる心がある。国民と向き合う真の国民政党となるべく自民党をリードする。参議院選挙を控えた2016年、山口たいめい氏の力量発揮となりそうだ。

三潟 正義