毛呂山みかん

毛呂山町といえば埼玉一の福祉と医療の街。また「ゆず」の栽培がさかんで、商店街の名前も「ゆずの里商店街」。

やぶさめの街としても知られ、豚玉毛丼はB級グルメ。(ぶったまげどん。豚肉と玉子は地場産で毛呂山の毛をいれたネーミング、ぶったまげるほどうまい!)これらは商店主が若手商店主とよばれた時代から、「毛呂山」の魅力発信に力をいれてきた歴史が生み出したものだ。

そして、毛呂山みかん。毛呂山町阿諏訪地区などで数件が栽培しているという。こぶりでしっかりした味。「ゆず」と並んで毛呂山の名産品になっていく予感。毛呂山から北上して越生町の先、ときがわ町の大附地区には「みかん山」がありみかん狩りが楽しめる。川越周辺は自然の宝庫なのだ。川越菓子屋横丁や蔵造りのまちなみを楽しみ、泊まって翌日は周辺でハイキングや自然を満喫するツーリズム。または越生、毛呂山、ときがわ、小川で観光し、古民家に泊まり翌日は川越を楽しむ。鶴ヶ島、坂戸、東松山などにも魅力はたくさん。周辺自治体の連携で、「観光力」をつけて埼玉の観光エリアとしての地位の確立ものぞみたいところだ。       伊勢谷 珠子

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