埼玉の快挙県政史上初 全国議長会会長に本木茂県議会議長 狭山市選出

全国都道府県議会議長会 会長に 埼玉県議会 第118代議長 本木茂氏 62才が就任した。

この118代と営々と続いてきた県政。県政史上初の快挙は県民としてもうれしい限りだ。本木茂県議会議長は当選4回狭山市選出。父欣一氏は埼玉県議会第91代副議長を務めた。本木茂県議は幼稚園を経営し、物腰の柔らかさはこの生業からか?青年会議所活動でも汗を流し、その活躍ぶりは狭山市にとどまることをしらないほど。

政治家の世襲制は是か非かと言われている。歌舞伎の世界、味をひきつぐ料亭の世界、茶道、華道などの文化の世界。政治の世界も、そうではないか?なぜならこのところの吹けば飛ぶような軽薄軽量の議員、国会議員も地方議員も、どうも志が高くない気がする。駅前に立てば当選、若いから当選、しがらみがないから当選、その結果、政治の劣化が進んでいるのではないか。帝王学という言葉がある。幼少期より祖父や父の背中で学び、周囲もしかるべき教育をしていく。すべてがサラブレッドである必要はないが、祖父や父の薫陶を受けた政治家の「志」は信用していいような気がする。