わが町川越を想う形を商品に 文具のキムラヤ

通行量が埼玉一といわれる川越クレアモール。川越駅東口アトレから入り口が始まる。この商店街は丸広、本川越を経由する。このあと商店街は変わるが、蔵里を通り、大正浪漫通りへつづく道。

クレアモールの中、丸広東側の文具店キムラヤ。豊富な品揃え、買いやすさ、ホームセンター文具売り場とはかけ離れた専門的な商品もずらり。

今回はレジそばに「小江戸川越」とボデイに書かれたペンを発見。

文具キムラヤ木村昌幸社長は「ボールぺんてるに印刷しました。ぶらりと寄ってくださる観光客の方もおりますから、思い出の一品に。ボデイに時の鐘、小江戸川越をプリントしました。値段は通常のぺんてると同じですよ。」と言う。

観光客の方が小江戸ブランドを自分の地域で使うことは「思い出」と同時に、その地域で川越の認知度がさらに上がるという相乗効果も持つ。

「小江戸川越」のプリント代金を自腹で。あきんどの町川越、川越商人のプライドとおもてなしの真髄を木村社長に見た。