川越まつりのない秋だから 「うつくしの街 川越」をよみたい

2019年6月に発行された「うつくしの街・川越 小江戸成長物語」(寺島悦恩・小林範子編集企画)。川越がたどってきた歴史や美術、観光が横断的につづられている。

松尾鉄城氏、谷澤勇氏、井上浩氏、梶川牧子氏、故可児一男氏、溝尾義隆氏、粂原恒久氏、山野清二郎氏、山田禎久氏、金剛清輝氏、原知之氏など錚々たるメンバーがデイープな川越を熱く執筆しているのだ。

小江戸川越は10月の川越まつりを境に冬支度がすすむ。今年は新型コロナ対策で川越まつりは中止。ひんやりした朝夕を迎えても、おまつり準備がないせいか、季節を感じることが難しい。

こんな時だからこそ、「うつくしの街川越」は価値ある一冊かもしれない。

「うつくしの街 川越」はまだ購入可能だ。

 




越えていこう、川越ポスタープロジェクトに参加しよう!限定1000社・者

川越市内多くの事業者がコロナウイルス禍によって、悲鳴をあげている。しかし、いまこそ、活気あふれる市内経済・川越観光を取り戻そうということで、主催・小江戸川越観光協会、共催川越市・川越商工会議所でポスタープロジェクトを始めた。

川越の地名が川を越えてたどりつくという地形から名付けられた。しかし、先人たちが越えたのは、川ばかりではなく、いくつもの危機。先人たちと同様、今の困難を乗り越え、克服できるはずというコンセプト。

料亭山屋当主松山潤さんは「観光振興はいうまでもありませんが、まちの人々がつながり、元気づけ合い、未曾有の困難に立ち向かうこと。アニメドラゴンボールのようにみんなの元気で大きな元気玉をつくろうということです。観光の原点は(近き人喜びて遠き人来たる)、観光とは地域の光を観ることです。それらを合わせ、このプロジェクトは成功してほしい」と語る。

川越人の叡智を結集すれば、必ず、困難を打破し、新しい扉が開かれるはず。

ポスタープロジェクトにぜひ。

小江戸川越観光協会HPからアクセス。




小江戸川越春まつりはじまる 各所でおもてなし

小江戸の春を彩る春まつりがいよいよスタート。

昨日のオープニングでは恒例の川越藩火縄銃鉄砲隊演武に加えて、蔵造りのまちなみのなかでは江戸時代の町人に扮した商店主などによる二升五合市(小江戸川越 江戸の日)がたって、観光客をおもてなしした。

大正浪漫通りにはこいのぼりがはためき、昭和の街では「どん・どん・どんマルシェ」。

中院ではしだれ桜が優美な姿を披露。

「川越に行くと何かいいことあるね」といった趣向を凝らしたおもてなし。今後も季節を問わず大きく広がっていくことを熱望する。小江戸春まつりは5月5日まで。(イベント案内 050-5548-8686 小江戸川越観光協会)

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