地方創生も忘れてはならない。

北朝鮮の脅威から国を守ることや消費税の使い道を考えるといった選挙戦から、一転選ぶ基準が自民党公明党の連立政権、民進党から新党希望の党に合流したグループ、そして民進党リベラル派と共産党、社民党のグループといった三極化し、地殻変動になるか?といった様相も垣間見える。

さて、「地方創生」という言葉が躍っていたことを覚えているだろうか。

地方にこそ存在している様々な資源、例えば農林水産業、再生可能エネルギー、観光資源などを最大限に引き出し、地方の雇用と所得を増大させていく。または埼玉の価値を見つけ、埼玉の価値を創る。こういったものが地方創生である。

埼玉7区(川越・富士見・ふじみ野)選出の衆議院議員は神山佐市氏。神山氏は石破派の属し、石破氏も何度となく、川越を訪れ講演をしている。石破氏は地方創生大臣をつとめ、自らも鳥取の出身ということもあり地方の力を信じる政治家の一人だ。

埼玉は首都圏であり、「地方創生」という言葉がそぐわない、という意見もある。埼玉県は都市と田園の魅力をもつ地域。所沢市もさいたま市も川口市も東京都は違う魅力をもち、関東の地方都市というイメージでもある。

「いつの時代も国を変革してきたのは地方の力!」と石破氏は力説する。

埼玉は日本一早いスピードで少子高齢化が進む県。政治を欲のためのツールにしている暇はない。

確かな実現性のある政策を志高く実行する政治こそ、今求められている。いよいよ来週衆議院選挙の公示日だ。