ネコノミクス ペット業界も反応

にゃんこの人気が止まらない。散歩不要。おとなしい。気ままなところがかえって癒し。etc・・・・ 犬命だった昔もあるがマンション暮らしでにゃんこにはまり、15年以上。初めてのパートナーはマンションの階段にちょこなんと座った野良ちゃん。お風呂にいれたら、顔にノミが集まり、それから溺愛。ペットモデルにも登録したが、お友達がドアを開けた途端脱走。黒のエナメルの首輪とマントを着たまま行方知れずとなった。階段にフードおいて帰りを待ったが、三日後ペットショップに行き、アメリカンショートの子猫ちゃん購入。 4か月たっているので、お買い得になってますよ。12月、彼女は松ぼっくりのクリスマスカラーのおリボンをつけてやってきた。12月、矢沢永吉ファンから彼女に「マリア」と名付けた。その「マリア」も今年の夏14歳になる。 一つのがん手術を終えて二年。転移かもしれないという再検査の結果、陰性。夫婦で病院帰りに寄った焼肉屋さんのレジに「この子あげます」のポスター。マリアも一人ではさびしいか、がんの転移もなくめでたし記念に。季節は春、夫の尊敬すべき上司の名前もハルオさん。では「ハル」に。二匹目。 そして、こころやさしい会社のスタッフが国道16号脇で保護した手に乗りそうなほどの子猫。スタッフが「里親きまるまで、お願いします。里親探します!」と焼酎とともに我が家へ。たよりない顔だが、ノルウエージャンフォレストキャットのような毛並、指先にも長毛、「里親探しはいらないわ。ウチの子に」季節は6月だから「ジューン」三匹目。 本当に溺愛している三人娘だが、ホームセンター、ペットショップでのニャンコチェックは怠らない。この頃、ニャンコたちの値段が急騰している。マリアの種・アメリカンショートヘアは20万円を突破している子をしばしばみかける。ネコノミクス、にゃんこ人気はペット市場をも動かす。血統書付、ミックスそれぞれ魅力がある。今日もにゃんこのために働く! 伊勢谷 珠子