今こそ篤志家 発智庄平を学ぼう 川越市立博物館

川越市博物館では9月5日(日)まで「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた記念特別展・霞ヶ関カンツリー倶楽部と発智庄平」が開催されている。

霞ヶ関カンツリー俱楽部が東京2020五輪のゴルフ競技会場となり、世界への扉が開かれた。

この霞ヶ関カンツリー俱楽部への土地の提供、埼玉育児院の創設などに奔走した発智庄平氏。歴史とひもとくと、この埼玉育児院運営では渋沢栄一翁と発智氏の交流もある。霞ヶ関村から人のために尽くすというという心を発信し続けた発智氏。この特別展では発智氏の歩みと霞ヶ関カンツリー倶楽部の歴史を網羅できるとともに記憶に新しい安倍前総理・アメリカ前大統領トランプ氏がプレーした際のサイン入りキャップ。このキャップにはあのアジア初の快挙・全英オープン優勝の松山英樹のサインも。

無観客となった東京2020五輪。自分なりの楽しみをみつけることも観戦方法の一つだ。




注目される 霞ヶ関カンツリーへのアクセス

4日のテレビ報道でも課題として指摘された霞ヶ関カンツリー倶楽部への交通アクセス。

JR笠幡駅の問題も掲げられていた。川越線単線の問題も指摘。

オリンピックになると一日25000人の観客を想定しているという。

笠幡駅周辺整備は計画決定。しかし、その観客をどんな方法でスムーズに誘導するのか?ハードソフトともに「おもてなし」が必要。川越市が主導ですすめていかなければならない。国、県との連動、JRとの協議、市長、市議の政治手腕が問われている。