弥生三月 川越の雪

首都圏外出自粛2日目。雪の朝となった。日本には古来より「雪月花」という美しい言葉がある。

桜の木に雪が積もる風情は本当に美しい。(写真は仙波の桜と降り積もる雪)

日々、日本語が崩れていくことに危機感を持つ。「エモい」という言葉が旬らしく、語源は「エモーション」らしい。

またヘアメイクアーテイストから聞いた話。

「令和を生きる若者たちからなくなっているもの。デニムを履かない。当然、ジーンズも。Gパンといったらおじいちゃん世代のものらしい。続いてガムは噛まない。もっぱら、フリスクなどのタブレット系を気分転換に。会話が苦手で、電話よりもメール・ライン。ある若者は留守番電話にすら録音不可。そして、男子は俺、とは言わない。じぶん、と。しかも体育会系の自分、ではなく、ほんわかしたじぶん。を使うらしい。」

コミュニケーションとしての話し言葉すら組み立てできないのか?

国語力の低下が言われているが、ここまできたのかという暗澹たる気持ちだ。

日々、尊敬する知人からFacebookによってアップされた文言は万葉の歌人大伴家持のもの。

「新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事」

(今日降る雪のように積もれよよいことが)ということだ。大伴家持の短歌を世界を覆うコロナ災禍にかけ、人々の安寧を祈る、彼のふくよかな教養とセンスに「天晴!」と称賛を送りたい。

コロナ災禍の暗いトンネルは全世界の人々の努力で必ず入り口が見えてくるはず!がんばれ!日本!!




効果的な経済対策を語る 片山さつき参議院議員 羽鳥モーニングショーで

本日18日テレビ朝日羽鳥慎一モーニングショーに片山さつき参議院議員(自民党総務会長代理)が出演した。

女性が初の大蔵省主計局主計官らしく、緻密な論陣を展開。

片山氏は「コロナショックには給付措置と減税対策など効果的な経済対策が必須。消費の拡大など金の回りをよくすることが先決。またコロナによって顕在化してきた事案にも目をむけ、見極めていくべき。」とサキヨミ発想を述べた。




川越署管内 特殊詐欺撲滅に ステッカー

昨年の12か月間で川越署管内では5000万円近い被害額だった。

このほど川越地区事業所防犯連絡協議会では、多くのパワースポット神社に守られている川越らしさを生かした防犯ステッカーが製作した。

16日には川越八幡宮でステッカー祈願。

川越の鳥・雁と埼玉県警のマスコットぽっぽちゃん・がデザインされ「除・振り込め詐欺被害守護・カード現金を渡さない 暗証番号を教えない」との文字。

玄関・電話口に貼ることが効果的だろう。川越警察署・生活安全課で受け取り可能。




コロナに向き合う

いよいよ川越市内でも感染者が。60代の夫婦は2月21日から3月1日までエジプトへ。エジプトナイル川クルーズでの感染のようだ。旅行に同行しなかった同居の息子も感染。いずれも軽症とのこと。

もはやコロナについては感染予防、感染恐怖の域を超えた。

コロナ感染は我が身のこととして、感染覚悟で日々の生活を考えていくべきだ。

うがい・マスク・手洗い・栄養・睡眠はもちろんのこと、情報過多に振り回されない、間違った情報をうのみにしないという姿勢が大切だ。家にこもるだけではなく、春の風を感じるために外へ。

換気の悪い密室空間だけは気をつけて。




川越逃走犯人 9日警察に出頭 逮捕

2月17日、川越仙波町から逃走した強要事件の被疑者は3月9日川越警察に出頭し逮捕された。

逃亡日数22日間。結局逃げ切ることはできなかった。仙波3丁目の住民からは「日が暮れてからはちょっと怖くて一人歩きはできなかった。」「コロナ休校で子どもが地域にいるので、心配だったが、これでホッとした」など安堵の声がひろがっている。




ネコ作家 朝日初子さんのブローチ・

朝日初子さんのユニークなネコブローチ。

朝日さんは前橋生まれ。こどもの絵画教室・日本画教室の活動から創作活動へ。

銀座・群馬前橋で創作展を精力的に開催している。

今回はなんとも愛嬌のあるネコの表情に魅かれた。今後の創作展は開催時にお知らせ。




慌てずに。トイレットペーパー入手へ。ヤオコー。

先週から入手困難な状態が続いているトイレットペーパー。

5日18時現在、ヤオコーマーケットプレイス南古谷店では潤沢にトイレットペーパーが山積みされていた。

まだボックステイッシュなどは入荷待ちだが。花粉症の人にはハイシーズンとなり、買い物にも思いやりの心が必要だ。本当に必要としている人の手に、必要なものがわたるように。




ライトノベル作家 瘤久保慎司先生の活躍

「2019年このラノ」史上初ダブル1位(このライトノベルがすごい 総合・新作で堂々の1位)受賞となった瘤久保慎司先生は埼玉県・所沢出身。このほどKADOKAWAが所沢に進出したことも重なり、ライトノベル分野に力をいれるKADOKAWA・瘤久保先生のコラボレーションはますます勢いをますかもしれないのだ。

KADOKAWAの第24回電撃小説大賞・銀賞受賞となった瘤久保先生の作品は「錆喰いビスコ」。審査員が「1番ぶっ飛んでいる」と評した。ライトノベルは若者向けの気軽に読める娯楽小説。ただいま5巻まで発売中であり、6巻はネットカクヨムで無料で最初の部分を公開中だ。6巻の発売は6月予定。

瘤久保先生の父上は県立川越高校から学習院大学、そして劇団四季へ。母上は上智大学から劇団文学座へ。そののち、夫婦で劇団を主宰し、舞台にたつ、エンターテイナー。「人を楽しませる」ことに情熱を傾けてきた。そのDNAを引き継ぎ瘤久保先生の快進撃はこれからが本舞台だ。




コロナショックはいつまで?

新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まらない。

感染者は1000人突破。小学校・中学校・高校の一斉休校。そしてマスク・トイレットペーパーは入手困難。人の流れが止まってしまい、多くの業種が悲鳴を上げ始めた。

しかし、憂いてばかりはいられない。前を向かねばならない。ある福祉施設経営者はマスク不足に対応すべく、黙々とマスク作りに専念しているという。企業家の鑑だ。

マスク・トイレットペーパー。本当に必要な人に行き渡らないということはあってはならない。(現実は起こってしまっているが・・・)

困っている人に心配りができるかどうか?自分の感情をコントロールし、信念をもった行動ができるかどうかは日ごろの精神修養そのものだろう。この状況を冷静に受け止め、今社会では何が求められているのか、今一番大切なことについての確固とした認識など情報過多な時代だからこそ、必要なはず。

感染した人を責めることはできない。それでも、新型コロナウイルスを軽視した行動をした結果、感染を拡大させてしまったことも見過ごせない。(発熱しても接客した、ライブに行った、スポーツジムにでかけたなど)。

武漢での発症・ダイヤモンドプリンセス号の停泊、2月上旬にすでにフリマアプリではマスクが高額で出品されており、いつから日本人はそんなに品性が劣ってしまったかと驚いていたが、その動きも止まらない。日本人の美徳である理性・自制心などはどこにいってしまったか?ある政治家が言っていた。「今だけ、金だけ、自分だけ、なんだ!」と。その政治家の表現力と眼力には脱帽だが、今こそ、思いやりの心、寛恕の精神でこの困難を乗り切っていこう。日本人らしく。




頑張れ埼玉のアスリート 梶原悠未選手(自転車 筑波大)

ベルリンで行われた自転車トラック種目世界選手権。スクラッチ1着、テンポレース2着、エリミネーションでは転倒するも、粘って3着、総合で金メダルという快挙は、梶原悠未選手だ。

梶原選手は母との二人三脚でレースに賭けている。出身は和光三中、筑波大付属坂戸高校、そして現在は筑波大の学生。東武東上線を使って、和光から坂戸へ通った高校時代。東武東上線利用者としては親近感がわくものだ。

この自転車トラック種目・世界選手権のオムニアム・日本人初の金メダル。東京五輪・梶原選手を応援しよう。