猫と太田道灌

空前の猫ブーム。スーパー・ペットフードのコーナーに行くとキャットフードの棚までドッグフードを凌駕している。

母は無類の猫好きだった。しかし、寅年と猫は相性が悪いという祖母のいいつけを守り、私が生まれてからは猫を飼わなかった。そういう私も祖母のいいつけを守りまるっきりの犬派だった。

住居がマンションになり、(当時住んでいたマンションはセキュリテイが甘く)、玄関前に座っていた猫を保護してからは猫の魅力にメロメロに。商売を始めた私に母は自分が商売をしていた時から大事にしてきた招き猫をくれたが、「猫が来るとは縁起がいい。でもなんといっても黒猫がいいのよ。黒猫いないかしらね」というのが口癖だった。

母がなくなり半年後、近所から黒猫をもらいうけ、母の形見と思って溺愛している。

川越城築城の功績のあった太田道灌。市役所玄関脇に銅像もある。その道灌が合戦に負け、命拾いをしたとき、黒猫に導かれていったという。現在、自性院無量寺(新宿区西落合1-11-23)で招き猫発祥の寺とも。

その太田道灌のエピソードにふれ、やっぱり母のいう通り「黒猫」は幸せを運んでくるのだ。ちなみに我が家の黒猫ブラッキーはしっぽまで曲がっている。フランスではしっぽのまがった黒猫は奪い合い(まがったしっぽで幸運をかき寄せると)だそうだ。ブラッキーはフランスには連れていけない。

 

 




川越唐桟を着せたい!

毎年お正月が終わると「きもの♪きもの♪」とコマーシャルが流れる。

今年は女優・篠原涼子が紺色の着物をキュートに着こなしている。

篠原涼子といえば川越出身・大物俳優市村正親夫人だ。

昨年から川越市内に張り巡らされたポスター。川越唐桟を着こなす俳優・市村正親がきりりと映っている。このポスターは「どこで買えますか?」と人気があった非売品。色褪せることなく今でも川越市内で見ることができ、ワンパターンではないのも魅力。

「着物♪着物♪」とコマーシャルが流れ、女優・篠原涼子がアップになればなるほど、旦那様と同じく川越唐桟を着せたい!と思うのである。涼子ちゃん、川越唐桟似合うだろうな!!




大雪にご注意を。

22日、雪の月曜日。これから大雪が予想されています。

不要不急の外出は控える。車にはタイヤチェーンかスタッドレスタイヤを。

農業用ハウス、カーポートの倒壊などがしないよう、十分注意をはらってください。




西郷隆盛と星野仙一

大好きな林真理子さんの作品が大河ドラマになった。「西郷どん」だ。脚本は中園ミホ。まさにゴールデンコンビによる大河。林真理子さんの史実物はなかなか重厚感がある。「白蓮れんれん」「女文士」読み漁った。「西郷どん」は7日からはじまっている。西郷隆盛の幼少期から描かれ、いよいよ青年期へ。西郷隆盛という人物は没後メキメキとその名声が高まった一人。

誰かが「人は二度死ぬんだ。一度は命が終わった時。二度目は人から忘れ去られた時。」ということを言っていた。なかなか、一般市民が没後名声が高まったりすることはない。しかし、子孫が脈々と人間性を受け継いでいくと先祖の誰それがこういう人だったから、こういう子孫ができるということで、さすが〇〇の血筋ですね、と褒められることはある。

星野仙一さんが膵臓がんで急逝した。星野さんもたくさんのレジェンドを遺したが、亡くなってもなお名声が高まる人であろう。亡くなる1か月前、自身の野球殿堂入りのパーテイではすこしやつれ気味であったが、「野球に恋してよかった」とダンデイにさわやかにスピーチ。素敵だった。

こう思うと、逝きてなお、名声が高まるということは素晴らしい。

さて、私たち市井に生きるものはどうするか?思いやりの心をもって、相対するひとに誠をささげる。その積み重ねをコツコツ続けていく。それしかない。

 

 




全国で注目 俳優座川越公演 舞台は川越 作家も川越出身 25日に 

今川越市民はソワソワしている。それというのも25日19時開演 俳優座「いつもいつも君を憶ふ」があるからだ。

作者は川越出身の山谷典子さん。舞台は川越。関東大震災から2020年東京オリンピックまでの100年間をある一家を通して描く。川越市民としては懐かしい出来事もちりばめられている。

また今回の舞台には川越市民も参加するという。さらに、出演・企画が俳優・加藤頼氏。名優加藤剛氏のご子息だ。12月19日放送の「徹子の部屋」に親子そろって出演した加藤頼氏は「日本の百年を家族を軸に描いています。目標であり憧れである父を目指してまじめに謙虚に演じていきたい」と意気込みを語っていた。そしてさらに演出は日本映画界のドン深作欣二監督のご子息深作健太氏だ。

演劇の世界でも世代交代の時、ある意味今回の作品は「俳優座」の歴史に残る作品かもしれない。

人工知能など最先端の技術が競われている今、文化の香り高い街づくりというのは、新鮮でもあり大切にしなければならない。川越市文化芸術によるまちづくり補助金事業の劇団俳優座2018年正月公演。チケットも若干数購入可能。お早目に。

問い合わせ先 NPO法人 Peace やまぶき 049-265-4631




14日のもちつき 川越仙波町4丁目 クレドで

センチュリー21クレド川越店では14日オール100円の地場野菜販売ともちつき大会を行う。

地元で仕入れた野菜がすべて100円。杵と臼で搗いた餅をその場で提供。

14日(日)10時から。売り切れ次第終了だが、昔ながらのもちつきは参加価値あり。

場所は川越市仙波町4-18-12。センチュリー21クレド川越店。

 

 




キーウイの魅力

国産のキーウイが人気だ。

桶川のものは大つぶで甘い。川越のキーウイを生産を生産している石井ぶどう園(川越市藤倉)ではキーウイを追熟庫にいれて温度と湿度をかけて熟成するという。その名も「追熟キーウイ」。キーウイも種類が多く、食べ比べするのも面白い。ブルーノは米粒型の緑系、ほどよい酸味(キャップ白)。香緑は俵型の緑系、甘酸っぱい味(キャップ緑)。紅妃は中心部が赤く、酸味はない。イエローキングは黄色系で酸味強い(キャップ黄色)。ジャンボイエローは黄色系でマイルドな酸味。

キーウイ一個で1日の摂取必要量の七割がとれるという。藤原紀香が以前、輸入キーウイをコマーシャルしていたが、キーウイ=ビューテイというのは当然なのだ。風邪の予防、疲労回復、肌荒れにも効果がある。

固くなるまで常温で、食べごろになったら冷蔵庫にいれると柔らかすぎにならない。

キーウイと肉、相性もいいらしい。自慢のレシピに加えてはどうだろう?肉料理のあとのキーウイも消化によく健康にプラスに。

地場産の野菜、果物でよい一年を送れることは幸せだ。

 

 




史上初、貴乃花親方理事解任

日馬富士暴行問題というよりもいまや貴乃花親方問題となってしまった一連の日本相撲協会の件。

ここで理事会からテーブルは評議員会に移り、貴乃花親方は理事解任となった。

被害者、加害者という枠を超えて、国技である相撲道、角界であの貴乃花親方の行動では然るべき判断といえる。

テレビではさまざまな意見が飛び交っているが、どう考えてもあの憮然とした、目つきもあやしくすがすがしさのかけらもない貴乃花親方を「組織」が処分するのはきわめて自然体である。相撲は「礼にはじまり礼に終わるのだ」。理事長からの電話にでない。役員が赴いても対応しない。これは社会通念上ありえないのだ。

自分の考えを通したいあまりに常軌を逸してしまうものにリーダーの資格はないのだ。おそらく世論の大方の見方と今回の処分は一致しているに違いない。




民生・児童委員の役割の地域コミュニテイ

2017年、昨年創設100周年を迎えた民生委員。発祥は岡山県。根幹は「済世顧問制度」。人々の生活の安定維持に尽力するというもの。今では民生・児童委員として地域の子供たちから高齢者の方へ目を配る。

高齢者の独居の方を訪問したり、市内の小中学校に出向き情報交換をする。

健康寿命を延ばす対策の手助け、地域で情報が交換できるようなサロンの開催、食事会開催など社会福祉協議会や地域包括支援センターとの連携で、活動の幅は広い。

今では民生委員の高齢化なども指摘されているが、地域に貢献しようという熱意,年齢には関係ない。

民生委員は市民の困った問題を関係機関に「つなぐ」という大切な役割を担う。

地域の絆が薄れている今、「民生委員です」と名乗っても無反応の人がいる、自治会に加入していないのになんで個人情報が洩れるのかという理不尽な問い詰めがある、それも現実のようだ。

個人の権利ばかりを主張するのではなく、地域コミュニテイ醸成こそが平成時代の次の時代を担うキーワードであるはず。文化の香り高いまち、そして埼玉県は市民の手で。その心を広めていきたいものだ。




2018年 明けましておめでとうございます。

2018年が静かに幕を開けました。川越氷川神社に自転車で初もうで。我が家の仙波から氷川様へ、川越は坂が多いと実感。自転車や徒歩で回るということは地域を知ることで大切。今年2018年は積極的に自転車に乗って情報収集をしようと考えました。

川越氷川神社23代宮司、山田禎久氏が「60年ごとにおとずれる変化の年。60年前は今上天皇と美智子皇后が婚約された。明け年2019年には陛下が譲位されるということは感慨深い。平成の元号は地平らかに天成る、国の内外、天地とも平和が達成されるようにという意味。平成という元号を今一度考え、よき一年を」とご挨拶されました。

1人でも多くの皆様が幸せが実感できますように、レインボーネット川越もよりよい情報を配信していきます。今年もよろしくお願いいたします。