川越市議会は会期延長で閉会 1月に臨時議会

川越市議会12月定例議会は、空転の事態となり会期を25日まで延長した。そして、新学校給食センターについての議案は文教委員会に付託され、1月に採決のための臨時議会が開かれる。

川越市議会は議会の空転が恒常的になっており、四月の市議会議員選挙前は自治会連合会が傍聴に訪れるという形も顕著にみられていた。市議会のメンバーが変われば、円滑な議会運営が行われるかとも思われていたが、なかなか市民のための議会、正常化した市議会にならない。

多くの会派が存在する市議会。川合市長与党が多数をしめる川越市議会であるもののうまくいっていない。市議会は市政のチェック機能を果たさなければならないのは周知のこと。だからといって、チェックばかりが優位にたつのも???市政が間違った方向にいかないように、市政の舵をとる市長をうまくリードする水先案内人であるべきでもあると思う。いがみあうのではなく。主義主張はしっかりとしつつつ、市民生活をよりよいものにするために、市政の車輪を回していく。

そのためには、市長も議員も「大人の対応」で川越号重厚な車輪を回してほしいと痛感する。

川越市は歴史と伝統のまち、埼玉県初の市制施行都市。2020東京五輪ゴルフ競技開催地、今年は人口35万人突破、住みたい街ランキングで上位ランキング。この誇りを、市長、市議会議員、執行部に再認識してほしいと思う年の瀬である。