アルデイージャJ1昇格に思う

サッカーシーズンも大詰め。さいたま市大宮区を本拠地とする大宮アルデイージャがJ1昇格となった。

浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)ととともに来季はJ1で埼玉県・さいたま市の名前を全国へと広めてくれること必至だ。しかし、さいたま市というところはすごい。J1のチームが二つも存在するのだから。

チームカラー赤の浦和レッズに対して、オレンジ色のチームカラーの大宮アルデイージャ。アルデイージャはスペイン語でリス。アルデイージャのチームマスコットとなってもいる。リスは大宮公園などで飼育され、旧大宮市市民の愛すべき動物。すると浦和は?レデイアといいレッズの前身三菱(M)浦和(U)フットボール(F)クラブ(C)、この頭文字を縦に並べて創造された架空の動物らしい。

大宮J1昇格の日、NTT勤務の友人が「やったよ!J1。うれしくてワイン飲みすぎちゃったよ」と普段はメールでのやり取りなのに、電話をかけてきた。またサッカーを愛する県外の友人、嬉々として埼玉スタジアム2002に観戦のため車を飛ばしてやってくる。彼いわく「浦和インター周辺、特に美園は埼玉県民より詳しいよ。グルメも抜け道も」と。スポーツの力のすごさを感じる。

さて、川越市を代表するスポーツは何か?個人的にイメージするのは伝統の街であるからこそ「武道」。柔道であったり、剣道、弓道、空手道など。武道館の今後が耐震問題や老朽化などで心配されていると聞く。一つの川越の顔ともなる武道館。武道は技だけではなく心も磨くスポーツだ。(ノーベル賞受賞の梶田先生は川越高校で弓道部だった)。川合市長の辣腕発揮に期待したい。

氷川まこと