ドローン活用で新分野 羽生モータースクール

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ドローンというと観光的な写真撮影をイメージするが埼玉県の行田市と自動車学校がドローンを通じて災害時のドローン活用で防災協定を結んだという。

自動車に乗る人口が減っている。例えば70年代、80年代クルマなくしてカノジョをゲットすることは不可能に近かった。また男性のステータスシンボルの中にクルマは必須アイテムであった。

しかし、今の若者はクルマを持たない、免許を積極的にとらない。

すると自動車学校はどうするのか?と市中の自動車学校の看板をみながら想像していたところ、今回の報道だ。

羽生モータースクールの五十幡和彦社長は「災害時はドローンだけではなくスクールを防災拠点に。もちろん被災者のために避難、輸送のために車両も使用していただく」ときめ細やかな展望を語る。

ドローン4機を所有する五十幡社長

時代の変化に対応できないと企業も政治も劣化する。その危機には「気づき」と「学び」といった明晰な知恵以外にない。五十幡社長の地域を想う心、企業体を支えるチカラは今もっとも必要なものだ。