どうなる川越市長選 市長選挙まで4か月

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解散のある衆議院議員と違って任期のある首長。川越のトップを決める市長選挙まであと4か月となった。

数日前、新聞折り込みに川合善明後援会ニュースが折り込まれた。出馬予定をしている山根隆治氏(元参議院議員)は娘である山根史子県議会議員の県政報告を持ち、総世帯15万世帯の半数は歩いたという情報も。

まさにがっぷり四つの戦いの構図である。また、市中には黒い紙、黄色い紙に川合市政の中で、ある企業が契約を独り占めしているのではないか?それは癒着?談合?といった内容が書かれたビラが二回にわたってまかれた。こちらはまさに「紙爆弾」。ことの真偽については市民の判断であろう。

川越市議会は議案の審議と議員からの質問が行われたものの大波乱はなかった。一方、市長の出馬表明をめぐっても、「議会はきいていない」という言葉が一人歩きしている。過去の政治状況をみると、市議会の一般質問登壇者が「市長の政治姿勢を問う!」という形の質疑に対して市長が「再選をめざします」「三選をめざします」という応え方をして、さあ選挙へ、というパターンだ。

いずれにしても、川越市議会は30日(金)最終日。市議会議員が直接的に「再選への意気込みは」と問わないのであれば、「私は来年の市長選挙に出馬します」と市長自ら宣言するのはどうであろうか?