リオ五輪に大きく前進 柔道羽賀選手 川越笹田道場で基礎を学ぶ

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リオデジャネイロオリンピックまで1年。各種目でオリンピックへの切符をめざし、選手たちが熱い戦いを繰り広げている。柔道・グランドスラム東京大会は6日最終日を迎えた。

男子100キロ級決勝で初優勝を飾った「羽賀龍之介」選手。名門東海大学から現在は旭化成。羽賀選手は幼稚園から小学校三年生まで、川越・笹田道場(笹田裕道場主)で柔道の基本を学んだ。笹田道場なくして、羽賀選手の現在はないと言っても過言ではない。(古来より三つ子の魂百までと言い伝えられている)

父親の転勤に伴い、横浜に転居。少年柔道では日本一である「朝飛道場」でますます頭角をあらわし、全国的な選手に育った。東海大相模高校、東海大学では個人も団体も優勝。今年世界選手権で初優勝。日本の羽賀から世界の羽賀へ大きく前進した。

両親、京都から来たおじいさんとともにアリーナ席で張りのある声で声援を送った,羽賀選手の原点でもある笹田裕先生は「大変期待されていたが、ケガで低迷した時期もあった羽賀選手。今年に入ってこの大会を含め国際試合に4試合連続で優勝できた。来年のリオ五輪に照準をあわせてメダル獲得をめざしてほしい。」と語った。写真は笹田先生提供。

伊勢谷 珠子

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