「議員は市政の、県政のチェック機能」という表現、よく選挙で使われる言葉だ。
SNSの急速な発達で、一億総チェッカーともなった。例えば料飲業に対する「味」であったり「接客」であったり。チェックされるほうは「身を引き締めていこう」とプラス発想で取り組めばよいのだが。
少年同士のトラブルでまた一人16歳の男の子が命を落とした。場所は東松山。なんとも残念な気持ちだ。「命を大切にする」という情操教育の欠如だ。しかし、こういう問題は今も昔も変わらないのも現実。
事件第一報でテレビが事件現場を映した。遺体があった場所にお花、お線香、ジュースとともにたばこが数本煙を上げている。えっ!!確か被害者は16歳の少年ではなかったか?供えるほうも供えるほうだが、映像を流すほうにチェック機能はなかったのか?
開放的な夏。このごろ駅周辺は路上喫煙条例で禁煙となっているが、それでもタバコを吸う人(条例違反)、さらに歩きながら、コンビニの前で明らかに制服姿で喫煙するものもいる。注意をしても一瞥をされるだけ。「ルールを守る」こういう基本も忘れられている。
すがすがしいチェック機能を果たせる住民のネットワークこそ必要なのでは・・
伊勢谷珠子