スーパー猫の日(2022年2月22日)。各地で猫にちなんだイベントが開催された。
猫好きな男性の目じりがさがる風情が、なんともいい1日となった。
猫も犬もこのごろは行動範囲がひろがり、飼い主とともに旅に出るペットが多くなった。
我が家のネコは帰省のため秋田まで片道700キロ近くを移動していた。車の中にトイレをおいて、高速道路では興味津々に風景を見つめていたことが懐かしい。なかでも大雪で高速道路が通行止めになってしまって、ホワイトアウトの中すすむ時、3匹の猫が運転する夫を励ますかのように背伸びをしてフロントガラスを凝視していた。
公共交通機関でもゲージならばOKという風潮だ。タクシーもキャリーケースに入っていればほぼ乗車可能。西武ハイヤーではそれをもっと進化させて「ペット用ケージ」をタクシーに搭載しているという記事をかつて目にしたことがある。ペットとの共生はどの業界でも注目されている証左だ。
ネコがもたらす経済効果「ネコノミクス」は2兆円。ネコの飼育数はコロナ前の25%増に近い数字という。猫好きで知られる明治の文豪夏目漱石先生・・この空前のネコブームをどう思っているだろう。