麻生副総理が「マスコミからいくら叩かれても支持率はあがっている」と昨日24日発言。
1昨日アメフト問題で日大が前監督、コーチが勇気の顔だし会見をした日大選手をかばうのではなく、自らの保身そのものの発言。会見では司会者が反省の色を微塵もみせない尊大な態度、発言をして大ヒンシュクだ。
なんとなく今、麻生さんや日大が同じグループと映ってしまう。世論の風を真摯に受け止める姿勢がないことと、「開き直り」「自分こそ正義」といった大勘違いが似ているからか。安倍総理、麻生副総理は官僚に、日大側は選手に、責任をなすりつけているように、同じに見えてしまうのだ。
アメリカンフットボールを誇りにしている選手と指導者、日大で日大系列校でまじめに生徒学生たちと向き合っている教師や教授、自民党で国家国民、県民、市民に私心を捨てて懸命に奮闘している国会議員と地方議員これらの人々にとっては迷惑であるし、悔しく歯ぎしりをしたい気持ちで一杯であろう。統一地方選まで一年をきっている前哨戦のさなかでもあるし。
今世間は「イメージ」がネットで、映像で、一気にプラスからマイナスに転じてしまう。そのことをわかっていない麻生副総理、内田元日大アメフト監督の世代?世代と言い切ってよいか?世代ではなくそれぞれの人間性か?
しかし、トップにたつリーダー的存在は、つねに世相動向に注目し、なおかつ、自らを襟を正す。その基本は今も昔も変わらないのではないか?いずれにしても一度失くしてしまった、信用を取り戻すには、二倍以上の努力が必要。そして、すっきりしたいと思っているのが世論だ。