7月24日(日)飯能市民会館で、「地域の安全シンポジウム」が開催された。
主催は埼玉西部地区防犯安全・犯罪被害者等支援を考える会(代表関田直子氏)。関田氏は飯能市議会副議長でもあり、今回の開催は議員として、母として、人として、の関田議員の想いがつまったものだった。
第1部はショートアニメーションの上映。事故で父親をなくした学生の「乗り越えるチカラ」を。第2部は飯能中山地区内で交通事故で奥様を亡くされた方の講演。生々しく凄惨な事故現場を言葉で再現しつつ、つらい気持ちを抑えながらの熱弁。第3部はパネルデイスカッション。パネラーには地元駿河台大学心理学部の小俣教授、埼玉県議会で「埼玉県犯罪被害者等支援条例」制定の中心的存在の横川雅也県議(東松山・川島・吉見選出)など。
来貧の新井飯能市長は「市としても犯罪被害者条例制定への第一歩」と。関田直子代表は「万が一の時、被害者となった家族が進んでいける道筋をつける一助となれば」と。
政治に携わるもの、選挙の時だけの「お願い」ではなく、このように有権者に「寄り添うこころ」を示し、幅広い分野で政治との関わりからのサポートをすることこそが、「政治への関心」を高め、投票率のアップにつながるものと感じた。