丸山穂高衆議院議員がロシアとの交流団に日本の代表として参加、その中で日本の団長に北方領土を「戦争」で取り戻すか?などという暴言を吐き、政党・日本維新の会を除名処分された。現在衆議院では辞職勧告決議案を出すかどうかの動きがある。(辞職勧告決議は法的拘束力はない)
丸山議員は「辞職勧告は憲政史上例をみない、言論の自由が危ぶまれる。辞職勧告決議が可決されようがされまいが、議員職を全うする」などと猛反発だ。
事の重大さ、失言ではなく暴言であること、「恒久平和」を願う国際社会において、日本の立場(こういう国会議員を有していること)などは考えないのか、大きな疑問だ。
最高学府東京大学で、この方は何を学んできたのか?
もともと酒癖がよくなかった丸山議員。以前は議員バッジをつけ、飲酒トラブルで相手の手にかみついたらしい。この行動も議員としての資質ゼロだ。そして、今回の暴言。酔っ払いのたわごとではすまない。酒席で失敗をする議員もあとをたたないが、丸山議員の発言は記者と懇談する団長へからみ、言語道断の発言。あいた口がふさがらない。
議員は選ばれた選良という意味、有権者が自分に託した重い一票、それで得たバッジ。統一地方選で勝利した新人議員が議場デビューする。丸山議員を他山の石としないでほしい。まずは議員である前に人としてどうか、なのだ。