首都決戦、東京都知事選挙もラストサンデー(24日)。この一週間は各陣営ラストスパートに必死だ。
鳥越、小池先行、追う増田というのが前半。今日の報道では小池、増田拮抗、追う鳥越と。
埼玉県民としても、猪瀬、舛添というあっけない幕切れ、任期途中での辞任などは見たくない。
さて、政策がないともいわれる鳥越氏はジャーナリスト魂でもある「聴く力」があるとアピールしていた。
先日 川越市から全国へアピールする企業でもある「聞き流すだけで英語が上達」でおなじみの「スピードラーニング」を開発販売している株式会社エスプリラインの相談役・大谷稔さんの話を聞く機会を得た。
大谷さんは「聞き流すのは英語だけ。聴くことが大事であることは仕事でも家庭でも同じこと。聴く力がないと人の心をつかむことはなかなかできないのものだ。自分でも意識的に聴く気持ちを大切にしたら心の友が増えたのだ。人間関係を醸成するには「聴く力」。しかも深く聴くことが大切なのだ。」と持論を展開した。
「聴く力」は、人間ができていないとなかなか難しい。というのは人間、歳を重ねて、経験を積むと自分の知識を過信してしまい、またその知識をひけらかしたくなるものだ。饒舌になってしまうことも然りだ。しかし、「まずは聴いてみる」そして、考察したり、反省したりする。人の話に耳を貸さない人はそれまでなのだ。伸びしろはない。
そんなことを考えながら、自分におきかえ、日々精進とも思う。
伊勢谷 珠子