小江戸地域猫の会(早瀬綾子代表)は活発に活動を展開し、その熱意で行政も動きはじめている。
「川越市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術に対する補助金交付制度」がその一つ。
また9月23日には川越ウエスタで「飼い主のいない猫のシンポジウム」が開かれ会場は150名を超える人々が熱心に成功事例に耳を傾けた。当日のゲストスピーカーは地域猫活動のさきがけ的存在のNPOねこだすけ代表理事の工藤久美子さん、NPO法人ねりまねこの亀山ご夫妻をはじめ、さまざまな地域で地域猫活動を成功させてきた人たち。
当日は長田まさき市議、いとう正子市議とともに弊社取締役・岡部いつおもゲストスピーカーをつとめた。
元埼玉県警捜査一課の岡部いつお取締役は動物虐待と犯罪が起きる関連性を語った。
地域猫活動は地域環境問題。市民生活の向上のため行政が地域猫活動に取り組んでいる事案、行政と市民とのパートナーシップの最前線の活動であること、目からウロコのシンポジウムとなった。
猫好きも野良猫が増えることは望みません。猫が迷惑な方ならなおのこと。動物愛護の観点からも「地域猫活動」のひろがりは時代のニーズでもある。