青山学院大学というとおしゃれなイメージしかない。青学、青短(青山学院大学 青山学院女子短期大学の略称)にいきたくて暑い夏の日英語の特訓をしたのは遠い昔だ。バブル前、女子大生ブームと言われた時代、立教、フェリス、学習院よりも「青学」だった。
憧れは永遠であり、「青山学院出身」と聞くと憧憬の念を抱く。箱根駅伝に青山学院が出場したとき、とても違和感があった。青学の男子生徒に汗は似合わないし、歯をくいしばる姿とは対極にあると思っていた。
やはり、想像通り、沿道から見る選手も応援団もなんとなく汗を感じさせなかった。しかし青山学院の快進撃は続きなんと優勝をしてしまったのである。相変わらずおしゃれな風をまとって、箱根の山を駆け抜けたことにはびっくりした。
総合三連覇を目指す青山学院。今年の往路も三年連続優勝だ。「強くなる、に終わりはない」というテーマのもとのレース。心に響く言葉だ。さすが「青学」。憧れの「青学」は永遠。
写真は大手町でエールを送る青山学院チアリーダー(青山学院大学OBよりの読者投稿)