公益社団法人川越法人会 公開講演会として 舞の海秀平氏が川越プリンスホテルで熱弁をふるった。
舞の海と言えば日大相撲部出身で山形県の高校教師の内定よりも大相撲の道を選んだ知性派頭脳派力士。小柄であったが「技のデパート」という異名をとり、ファンをうならせる技で土俵を盛り上げた。技能賞も5回獲得。最高位は小結。
現在 安定感のある解説をNHK大相撲中継で、そのほかテレビタレントとしても活躍中だ。
当日は出羽の海部屋の佐田の山親方とのエピソードを披露。若いころお金を借り、親方に返済に行ったところ「貸した覚えはないよ」と受け取らなかった。相撲の世界、角界にはそういう大物がいた時代だった。
また取り組みにかかる懸賞金、1本6万円で3万が力士の取り分。NHKの大相撲中継は130か国に放映されており、この懸賞金は民放CMよりもずっとリーズナブルでお得ということも織り交ぜた舞の海氏の講演。
「一度きりの人生、今しかない!」この言葉が響いた。