人気の勧進帳弁当を食す ひびき黒豚劇場

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川越市から焼き鳥を全国に発信する「焼き鳥ひびき」。大宮駅で売り出している「彩の国黒豚勧進帳弁当」が人気というので購入した。

歌舞伎十八番勧進帳。義経、弁慶一行が山伏に扮して関所を通っていくという物語。その物語とともにおかずが展開していく。お米は埼玉県ブランド米「彩のかがやき」、使用される野菜はすべて埼玉県の地場産(季節によっては対応できないことも)という郷土愛たっぷり。

メインの彩の国黒豚のほろほろ煮。彩の国黒豚倶楽部が育てているイギリス純粋バークシャー種の黒豚。ひびき黒豚劇場の人気メニュー「彩の国黒豚の角煮」がお弁当で食べやすいほろほろ煮に。(目的のために本来の自分を隠し姿を変えた義経を表現)。

長ネギの焼きびたし。長ネギの食感を残しつつ、醤油の優しい味付け(弁慶の主君への思いに心打たれた富樫の情けの心)

彩の国黒豚味噌漬け焼き(豚の脂の甘味をひきたてるみそだれ、忠誠心と知恵で義経を守る弁慶)

人参ナムル(舞の名手 静御前を日本の伝統色 朱色を使って見立てた)

しゃくし菜のしそ風味(川越出身の義経と最期をともにした正室・郷御前に見立てた)

と物語とともに味わう弁当は、はさらに際立った風味を醸し出す。ぜひ、おためしあれ。