9月1日は防災の日。第37回9都県市合同防災訓練の埼玉会場・今年はふじみ野市だった。
28日は埼玉県とふじみ野市が主催で「埼玉県・ふじみ野市総合防災訓練」実施となった。当日は埼玉県消防本部、埼玉県警機動隊、大宮陸上自衛隊、入間航空自衛隊、消防団が連携をとりながら「いざ」という時をシミレーションした救出訓練などが展開された。
特に埼玉県は川の面積が日本一の「川の国」。先般、台風9号では入間市の霞川、不老川、川越市の新河岸川が氾濫、また飯能名栗から入間、狭山、川越、を経て荒川に注ぐ入間川も警戒危険水位を超えたこともあり、自然災害時の河川対策は必須だ。埼玉県初の河川救助訓練も意義深い。
いつ起きてもおかしくない南海トラフ地震、今回の想定は「東京湾北部地震」であったが、いずれにせよ首都直下型地震への対応力は日々スキルアップが求められる。
また、このような訓練のほか、地盤が強いといわれれる県西部から秩父地方にかけて(いわゆる入間地区、比企地区)に震災時のバックヤード設置も急務だ。オール埼玉及び、オール首都圏で最優先事項として取り組んでほしい。