駅のコンコースの中にはおいしいスイーツが目白押し。
先日は幟に「楽天ナンバーワン」と。
ふっくらした大福もち。「矢納重吉」と名があった。店員さんに「本店はどちらですか?」と聞くと「お店はなくて工場は久喜にあります。大正10年創業なのでなんとかお店も復興したいのですが、いまネットで評判があがってその生産で手一杯なんです。」との答えだった。
店員さんの受け答えも好感がもてるもので、社員教育に成功している組織とも思った。
さて、久喜市。交通の要衝として埼玉県の東部を代表するまちだ。先般埼玉県市長会会長の田中けんじ現職市長と新人梅田修一氏の一騎打ちの市長選挙は熾烈を極めた。結果、新人梅田氏が初当選となった。
選挙期間中、YouTubeによると梅田氏は「久喜にはなにも名産品がない」と演説で述べていた。
日本酒党、地酒応援団ならば「寒梅酒造」があるじゃないか!と思ったり、久喜の提灯まつりは歴史のあるもの、梅田氏は決めつけしすぎてはいまいか?そして今回紹介の「矢納重吉」大福。選挙で勝つためならば、ふるさとの産業、がんばる企業をおとしめても「アリ」とはなんとも味気ない、と。。。甘い大福をかみしめた。