緊急事態宣言がやっと解除されそうだが、これでコロナ禍が終わったわけではない。
このままやっていても感染者は減らないという消極的解除であるので国民は一層引き締めていかなければならない。
若者、夜の街、飲食業と名指しもあり、暗澹たる気持ちになっている人は少なくないはずだ。
そういう環境下、埼玉S級グルメ認証の「川越マーケットテラス」。おもいきった投資をしてニューノーマル時代に即したレストランを運営している。ランチタイム12時前なのにすでに行列もできていた。
完全なアクリル板が施されたテーブルに着席。手元にはQRコード。このコードを読み取り注文をしていく。このQRコードも個人一人ひとりで管理されていくので、配膳するスタッフもその席にスムーズに運んでいく。無駄な動きや無駄な会話がないので感染予防も万全となる。マーケットテラスは地元産の野菜を中心としたメニューで、安心して食することができることも人気の一つ。
武蔵野の面影の残る雑木林を眺めながらの食事はなんともいえない時間が過ぎてゆく。
コロナ禍は事業者の知恵・工夫・創意によって乗り越えることができるかどうかという一例を体感した。